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(財)静岡県文化財団が発行している「しずおかの文化新書」の発行に合わせた講演会。
今回は最新号「恐るべし!?外来生物~しずおかに侵略する生物の実態~」のテーマである、外来生物についての講演会です。
私たちの身近な生物が実は日本古来のものではなく、人間社会の発展とともに本来の移動能力を超えて移入されていることが多くあります。
1980年代にテレビアニメで人気者になり、多くがペットとして輸入されたアライグマについて、最新号の執筆者でもある三宅隆氏がお話します。
見た目はかわいらしいアライグマが大人になると気が荒くなり、飼育に困って捨てられたり逃げ出したりすることで、県内にも姿を見せるようになってきています。
県内に広がる外来哺乳類の実態について詳しいお話を聞いてみましょう。
講師/コーディネーター
【講師】 三宅 隆
NPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク副理事長。獣医師。1969年開演の静岡市立日本平動物園に獣医師として勤める。静岡県のフィールドにも興味をもち、日本野鳥の会静岡前支部長、カモシカの会静岡代表も務める。
【コーディネーター】 八木 洋行
「しずおかの文化新書」編集長。専門は編集工学、日本民俗学、民族写真。著書多数。