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今年で16回目をむかえる「しずおか連詩の会」。三島市出身の詩人・大岡信さんの監修のもとに、国内外で活躍している詩人が集まり、3日間かけて創作した連詩を発表、朗読します。
※本年は浜松市のクリエート浜松にて開催いたします。
【参加詩人】
野村喜和夫、覚和歌子、町田康、三角みづ紀、岡本啓
デジタルチラシはこちら
http://www.shizuoka-ebooks.jp/?post_type=bookinfo&p=4051
野村喜和夫/覚和歌子
◆野村喜和夫(のむらきわお) 詩人
詩集「特性のない陽のもとに」で歴程新鋭賞、「風の配分」で高見順賞、「ニューインスピレーション」現代詩花椿賞受賞など。評論「移動と律動と眩暈と」及び「萩原朔太郎」で鮎川信夫賞ほか著訳書多数。英訳選詩集「Spectacle&Pigsty」で2012Best Translated Book Award in Poetry(USA)を受賞。
戦後世代を代表する詩人の一人として現代詩の最先端を走り続けている。
◆覚 和歌子(かく わかこ) 詩人・音楽家
ムーンライダーズ、夏川りみ、平原綾香、smapなどに歌詞を提供。2001年「千と千尋の神隠し」主題歌「いつも何度でも」作詞でレコ大金賞。映画「ヤーチャイカ」で谷川俊太郎と共同監督・脚本・原作担当。自らのバンドを率いて国内外でライブ活動を展開中。ソロCD「ベジタル」(2014valb)が好評。朗読、翻訳、舞台演出、絵本創作など、詩作を軸足に活動は多岐にわたる。米国ミドルベリー大学日本語学特別講師。写真詩集「yes」(小学館)が今秋刊行予定。
町田康/三角みづ紀/岡本啓
◆町田 康(まちだ こう) 作家
1962年大阪生まれ。97年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、 Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。
01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊 子」で川端康成文学賞を受賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞した。
◆三角みづ紀(みすみみづき) 詩人
1981年鹿児島生まれ。大学在学中に第42回現代詩手帖賞、第1詩集で第10回中原中也賞を受賞。第2詩集で南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的に行い、自身のユニットのCDを2枚発表しスロベニア国際詩祭やリトアニア国際詩祭に招致される。2014年、第5詩集『隣人のいない部屋』で第22回萩原朔太郎賞を史上最年少受賞。美術館での展示や作詞等、あらゆる表現を詩として発信している。第6詩集『舵を弾く』を思潮社より刊行。
◆岡本 啓(おかもとけい) 詩人
1983年生まれ、京都市在住。アメリカ、ワシントンDCに1年半滞在していたとき『現代詩手帖』に投稿した詩で、2014年の現代詩手帖賞を受賞。帰国後、上梓した第1詩集『グラフィティ』で本年度の中原中也賞、H氏賞を受賞。20代後半になって詩にふれ、詩を書きはじめる。拙さと同時に、そこにあわせ持つ突出した新鮮さが評価されている。