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「ユーリーテミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団」事前講座
ジャーナリスト小林和男が語る「文化の力で再生するロシア」
日時 | 2011年9月23日(金・祝) 14:00~(13:30開場) |
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会場 |
6階 交流ホール |
料金 |
500円(事前申込制) ※当日会場にてお支払いください。 ■申込方法 下記お問い合わせ先にご連絡いただくか、お名前、ご住所、連絡先、参加人数をご記入の上、E-mailにてお申し込みください。 info@granship.or.jp ※件名に、「サンクト・フィル事前講座」参加希望とご記入ください。 |
問合せ | グランシップ企画制作課 TEL054-203-5714 |
ロシアを知り尽くしている氏だからこそ語れる、「ユーリー・テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団」公演のための事前レクチャー。広大な国土、波乱の歴史を持つロシア――その中で偉大なアーティストたちがどのように生まれてきたか、文化がロシア社会でどれだけ大きな力を持ってきたか、わかりやすくお話していただきます。
※11月2日開催「サンクトペテルブルグ・フィルーモ二ー交響楽団」のチケットをご購入されていなくてもご参加いただけます。
■講師プロフィール
1940年長野県生まれ。東京外語大ロシア語科卒 NHKでソビエトロシアを担当しモスクワ、ウィーンの特派員、モスクワ支局長を2度勤め海外駐在は14年。92年にソ連崩壊の報道で菊池寛賞。93年ソ連ロシアの客観報道でモスクワジャーナリスト同盟賞受賞。08年ロシア文化への貢献でロシア政府プーシキンメダル受賞。海外ウィークリーやNHKスペシャル「21世紀への奔流」や「21世紀の証言」などのキャスター、ラジオ夕刊編集長をつとめる。現在ジャーナリスト、作新学院顧問、日本エッセイストクラブ賞審査委員。サイトウ・キネン財団評議員、下野新聞客員論説委員、日本民間外交推進協会ロシア経済文化委員 日墺協会理事
著書に「エルミタージュの緞帳」(第46回日本エッセイストクラブ賞)
「1プードの塩〜ロシアで出会った人々〜」
「狐と狸と大統領〜ロシアを見る目〜」 以上NHK出版
「白兎で知るロシア〜ゴルバチョフからプーチンまで〜」かまくら春秋社
最新刊「プーチンと柔道の心」(朝日新聞出版 共編)
詳細
(財)静岡県文化財団・グランシップでは、9月23日(金・祝)に「サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団(11/2)」公演事前講座「ジャーナリスト小林和男が語る“文化の力で再生するロシア”」を開催します。
同交響楽団は、1882年に設立され、ロシア革命やペレストロイカの政変を経ながら存続し、現在に至るロシア最古の交響楽団です。ソ連時代にはレニングラード・フィルハーモニー交響楽団として知られ、日本でも数多くのファンがいます。
グランシップでは、この世界的なオーケストラの奏でる音楽を聴きに来場していただくだけでなく、国際的にも有名な劇場、美術館、バレエ団やオーケストラなどの芸術団体や、指揮者・作曲家・演奏家をはじめとする大勢の芸術家を生んだロシア文化への関心を高めていただくために、本講座を企画いたしました。
講師は、1991年のソビエト連邦崩壊を実況中継で報道したジャーナリスト(元NHKモスクワ支局長)小林和男氏です。
ロマノフ王朝期に花開いた芸術文化は、激動の時代とともに変化をとげました。ロシア革命で海外に散った音楽家や文豪も、ペレストロイカの後、エリツィン政権下で再び復活し始めています。プーチン前大統領や指揮者ゲルギエフとも親しく、特にその時期に現地で体制変化を見届けてきた小林氏に、ロシアの芸術文化や、現在の状況もあわせて語っていただきます。
オーケストラ公演の事前講座という側面だけでなく、文化史、世界史、音楽史、国際理解教育など幅広い観点からお楽しみいただける内容です。