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グランシップ「しずおかの文化体感ツアー」
伊豆から世界の遺産へ!韮山反射炉・韮山城・江川邸
日帰りバスツアー

日時 2015年2月21日(土)

●発着所・時間
JR静岡駅南口 スルガ銀行前 8:00出発、18:00到着予定
JR三島駅北口 ロータリー  9:30出発、16:30到着予定
会場 行先:韮山周辺
料金 旅行代金 9,980円 (税・バス代・食事代含む、大人・こども同額)    

定員40名(最少催行人員20人) ※事前申込制、申込順
問合せ 株式会社日本旅行 静岡支店
営業日:月~金 10:00 ~ 18:00(土日祝定休)

TEL: 054-254-8375  FAX: 054-254-8374
Eメール: kiyoko_kono@nta.co.jp

韮山反射炉
韮山反射炉(写真提供:静岡県観光協会)


世界文化遺産登録を目指す韮山反射炉にまつわる名所を訪ね、講師の解説とともにその歴史と意義をひも解く日帰りバスツアー。昼食は伊豆の幸を網焼きでお楽しみいただきます。鋳物体験としてキーホルダーづくりも!

■同行講師
 八木 洋行(「しずおかの文化新書」編集長)
 1948年藤枝市生まれ。専門は編集工学、日本民俗学、民俗写真。著書に『村ごとの舞』(静岡新聞社)、『黒潮の民俗誌』(静岡新聞社)ほか。

    
■関連書籍 
 しずおかの文化新書17「幕末の産業革命 韮山反射炉~伊豆韮山代官 江川太郎左衛門の挑戦~
 
定価514円(税込) 
2015年1月15日発行
県内書店、インターネットにて全16刊 好評発売中!


■コース 
※当日の状況により変更になる場合があります。    
    
8:00     JR静岡駅南口発    
9:30     JR三島駅北口発    
10:00  伊豆の国市指定史跡「韮山城跡」    
         富士山と田方平野が一望できる絶景ポイントを散策。
10:30  国指定重要文化財「江川邸」    
         1600年頃に建てられ、NHK大河ドラマ「篤姫」の撮影にも使われた重厚な玄関をはじめ、50坪の土間や根の生えた生き柱など見どころ満載。
12:00  蔵屋鳴沢【昼食】    
       伊豆の幸を網焼きで堪能!
13:00  国指定史跡「韮山反射炉」
         日本で唯一現存する実際に鉄を溶かした反射炉。
14:00  木村鋳造所「本格!鋳物体験」    
         菅野利猛博士から鋳造の仕組みや手順を教わりながら、実際にホワイトメタルを融解し、オリジナルキーホルダーづくりを体験。
16:30    JR三島駅北口着    
18:00    JR静岡駅南口着    


【関連企画】 「しずおかの文化講演会」

韮山反射炉シリーズ其の1
幕末の産業革命 ~江川坦庵と韮山反射炉~

幕末、韮山反射炉を築き、日本に西洋砲術を普及させた韮山代官江川英龍(坦庵)。蘭学、外交、兵学、芸術など多岐にわたる知識と実践の上に、日本近代化の基礎を築いた坦庵の功績を中心に、反射炉のもつ歴史的意義に迫ります。

【講師】 橋本敬之(NPO法人伊豆学研究会理事長、公益財団法人江川文庫主務)

2015年1月17日(土) 14:00開演(13:30開場)
グランシップ 9階910会議室
全席自由/800円 ※事前申込制

詳細はこちら


韮山反射炉シリーズ其の2
韮山反射炉10大ミステリーを解く!~大砲鋳造の革新的技術~

鋳鉄の溶解が可能な反射炉としては日本に唯一残された韮山反射炉。紀元前に遡る金属と鋳物の世界の歴史や鉄の化学的特性を踏まえ、反射炉建造と大砲鋳造技術にまつわる10大ミステリーに、工学的観点から迫ります。

【講師】 菅野利猛(木村鋳造所取締役開発部長、工学博士)

2015年2月1日(日) 13:00開演(12:30開場)
グランシップ 9階910会議室
全席自由/800円 ※事前申込制

詳細はこちら

開催レポート

しずおかの文化体感ツアー「伊豆から世界の遺産へ!韮山反射炉・韮山城・江川邸」に行ってきました!

今日は、「目指せ!世界文化遺産 韮山反射炉シリーズ其の3」の最終回、しずおかの文化体感ツアー「伊豆から世界の遺産へ!韮山反射炉・韮山城・江川邸」を開催しました。

おなじみ、同行講師の八木洋行「しずおかの文化新書」編集長の挨拶からバスツアーはスタート。
まずは、伊豆の国市指定史跡「韮山城跡」を訪問。1493年、伊豆に侵攻した北条早雲によって本格的に築城され、およそ100年にわたって存続した中世城郭です。地形を見渡しながら、早雲がなぜこの地を要地に選んだのか思いを馳せます。
うっすらと雲がかかる空で、写真だと分かりづらいですが、富士山と田方平野が一望できる絶景ポイントでした。

続いて訪れたのが、国指定重要文化財「江川邸」。韮山反射炉を築いた江川英龍など江川氏が代々務めた韮山代官の住宅と史跡韮山役所跡です。
ここでの解説は、江川文庫主務でありNPO法人伊豆学研究会 理事長でもある橋本敬之さん。「韮山反射炉シリーズその1:しずおかの文化講演会」の講師もしていただきました。

特に注目されるのは、高さ約12メートルにもなる茅葺の大屋根を支えてきた、小屋組みの架構。茅葺の屋根は現在、銅板葺となっていますが、広大な土間から見上げる柱や梁の重層的な構造は、今もなお数百年前の姿をそのままに伝えています。

お昼は伊豆の幸を網焼きで堪能。

そのあとは、いよいよ国指定史跡「韮山反射炉」を見学。日本で唯一現存する実際に鉄を溶かしていた反射炉です。
ここでも地元解説員の解説を聞きながら見学。炉を覗くと、内部の天井がドーム状になっているのが分かります。
当初は伊豆下田に着工した反射炉は、工事中にペリー艦隊の水兵が侵入する事件が起きたため、韮山に建設地が変更されました。下田で使っていたと推定される煉瓦には○印が付いています。

そして最後のスポットは、木村鋳造所での本格・鋳物体験です!
木村鋳造所の皆さんに、丁寧に鋳造の仕組みや作り方を教わり、。砂でホワイトメタルを固めてキーホルダーを制作。参加者の皆さんは、童心に返ったように夢中になっていました。

非常に難しいフルモールドの高い技術で世界屈指の木村鋳造所の実際に稼働している工場見学までさせていただき、土曜にも関わらずご厚意で特別な体験を用意していただいた木村鋳造所の皆さま、誠にありがとうございました!

各所での講師による丁寧な解説により、ご満足いただけた「しずおかの文化体感ツアー」。
次回は3月13日(金)「浜松ピアノ聞行(きこう)♪~ヤマハピアノ工場・浜松市楽器博物館~」と題して、世界に知られる浜松のピアノ産業を、ピアノ工場や楽器博物館のガイド付き見学を通じて学び、知る、日帰りバスツアーを開催します。浜松のもうひとつの名物「うなぎパイ」の製造工場見学もありますよ!

お申込受付中!ぜひご参加ください♪

●お申込先
株式会社日本旅行 静岡支店
営業日:月~金 10:00 ~ 18:00 (土日祝定休)
TEL: 054-254-8375 FAX: 054-254-8374
Eメール: kiyoko_kono@nta.co.jp

●詳細はこちら
http://www.granship.or.jp/audience/event.php?id=1141

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