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「マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送交響楽団」公演事前レクチャー
西原稔のブラームス塾

日時 2015年2月1日(日) (開場14:30)15:00~16:30
会場 地下 リハーサル室
料金 700円 ※事前申込制
主催 (公財)静岡県文化財団・静岡県
後援 静岡県教育委員会
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000
※WEB申込はこちらから

ブラームスの第一人者で桐朋学園教授の西原稔氏が、ブラームスの交響曲第1番と4番の聴きどころや、ブラームス音楽の魅力を、ピアノを交えてわかりやすく解説!
ブラームスの生涯や交友関係など、音楽の背景となるものにも触れます。
このレクチャーで、3月20日(金)「マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送交響楽団」をより一層お楽しみいただけます。

【講師】
西原稔(桐朋学園大学教授)

【内容】

・なぜブラームスは「第2のベートーヴェン」として取り上げられたのか
・交響曲から室内楽、ピアノ曲まで「ブラームス音楽」の魅力

西原 稔

山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期修了。現在、桐朋学園大学音楽学部教授。
18,19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻。「音楽家の社会史」、「聖なるイメージの音楽」「シューマン 全ピアノ作品の研究 上・下」(以上、音楽之友社、ミュージック・ペン・クラブ賞受賞)、「ピアノの誕生」(講談社)、「楽聖ベートーヴェンの誕生」(平凡社)、「クラシック 名曲を生んだ恋物語」(講談社)、「音楽史ほんとうの話」、「ブラームス」(音楽の友社)、「クラシックでわかる世界史」(アルテスパブリッシング)、「ピアノ大陸ヨーロッパ」(アルテスパブリッシング)、「世界史でたどる名作オペラ」(東京堂)などの著書のほかに、共著・共編で「ベートーヴェン事典」(東京書籍)、翻訳で「魔笛とウィーン」(平凡社)、監訳・共訳で「ルル」、「金色のソナタ」(以上、音楽の友社)「オペラ事典」、「ベートーヴェン事典」(以上、平凡社)などがある。

開催レポート

ブラームス塾開講!

2月1日(日)グランシップ・リハーサル室にて「西原稔のブラームス塾」を開催しました。
講師に桐朋学園大学音楽部教授でブラームス音楽の第一人者である西原稔さんをお招きしました。

今回は、3月20日(金)の「マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団」で演奏されるブラームス交響曲第1番と4番について、
その聴きどころを解説してもらいました。

第1番は重厚なティンパニーにはじまり、オーボエやクラリネット、ファゴットといった管楽器のソロが次々と現れます。
それぞれの楽器がソロに入る際、演奏者は大変なプレッシャーを感じているのだそうですアセアセ
演奏者の緊張感あふれる表情をぜひ見たいと思いました。
また、コンサートマスターが団員に指示をする動きにも注目です。

素朴ながら、漂うような美しいメロディーが魅力的な第4楽章には、ルネサンスや中世の作曲手法を多く用いていた点を解説。
ブラームスは近代(日本でいうと文明開化の頃)の人物であるにも関わらず、電気が嫌いでランプの灯りを好む等、昔風の生活様式を好んでいたそうです。
ブラームスの実生活に関する個性的なエピソードには会場から笑い声も♪
また、同時代の作曲家であるワーグナーや、クララ・シューマンとの関わりも興味深いものでした。

そんなブラームス音楽を、ドイツを代表する楽団の演奏でご堪能いただける「マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団」は
現在好評発売中です。
ご購入者は18:00からのマエストロ・ヤノフスキによるプレトークもご覧いただけます。(無料)
貴重なこの機会を是非お見逃しなく!

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