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伝統芸能の継承
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グランシップ出前公演
能楽入門公演(御殿場市)
はじめて能に触れる方にオススメ!

日時 2014年8月30日(土)
14:00開演(13:30開場)
会場 御殿場市民会館 大ホール
(御殿場市萩原183-1)

◆交通アクセス
・JR御殿場駅より徒歩で15分
・バス(富士急行)市役所前バス停下車徒歩3分
・東名高速道路御殿場ICより約5分
料金

全席指定/1,000円
※未就学児入場不可、往復はがきでの申し込みではありませんのでご注意ください。
※友の会割引なし

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■藤枝・静岡・清水駅発着のらくらくバスツアーもご用意 【受付終了しました】
藤枝駅(8:25)→静岡駅(9:00)→清水駅(9:30)→駿河湾沼津SA(休憩)→秩父宮記念公園<見学・昼食>(11:00~12:45)→「能楽入門公演」鑑賞<ワークショップの見学と公演鑑賞>(13:00~16:00)→御殿場高原ビール<ショッピング>(16:25~16:55)→帰路(17:45~19:00)

旅行代金:8,000円(観劇・昼食・交通費・保険含)

主催・お申込み:(株)コトブキ観光 TEL.054-281-0393
チラシはこちら↓
https://www.granship.or.jp/data/pdf/kotobuki_noh.pdf

主催 公益財団法人静岡県文化財団、御殿場市民会館、静岡県、静岡県能楽協会、静岡新聞社・静岡放送
共催 一般財団法人観世文庫
後援 静岡県教育委員会、御殿場市教育委員会、御殿場市文化協会
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000


昨年の様子

撮影:前島吉裕

毎年グランシップで人気の公演を、今回は御殿場市民文化会館で開催します。
観世流能楽師が、能楽の魅力を実演を交えて分かりやすく解説。
はじめて能に触れる方や、学生のみなさんにもオススメ。

◆第一部
・能のおはなし
・装束についてのおはなし
・楽器紹介
・謡体験
◆第二部
・仕舞「小袖曽我」
・ダイジェスト能「船弁慶」

出演:山階彌右衛門、観世芳伸 ほか

公演当日には、能楽の基本である構えや足の運びなどの体験ができるワークショップも。
お申し込みはこのページの下部をごらんください。

能楽体験ワークショップ

本公演の開始前のお時間に、能楽の基本的な動き(構え、足の運びなど)を体験できるワークショップを実施。

8月30日(土)13:00~13:30
本公演のチケットを購入者で、初めて能楽に触れる子どもまたは親子対象
参加無料 ※事前申込、定員20名(先着順)
会場:御殿場市民会館小ホール
申込先:グランシップチケットセンター TEL.054-289-9000、御殿場市民会館 TEL.0550-83-8000
【定員に達したため、受付終了しました】

触れてみよう能楽師~岸邸で小鼓体験~

8/30(土)に御殿場市民会館で開催される「能楽入門公演」関連イベントとして、御殿場市にある東山旧岸邸で「触れてみよう能楽師~岸邸で小鼓体験~」を開催。
能楽師による、能楽の世界や楽器についてのわかりやすい解説と実演、小鼓体験もあります。
日本の伝統芸能を間近でご堪能いただける貴重な機会です。

日時:7月11日(金) 14:00~
講師:大倉源次郎(大倉流小鼓方十六世宗家)
会場:東山旧岸邸(御殿場市東山1082-1)
定員:20名(事前申込制、先着順)
参加費:800円(東山旧岸邸入場料含)

【申込先】
WEBサイトのお申し込みフォーム
http://www.kyu-kishitei.jp/
または、お電話にてお申し込みください。
東山旧岸邸 TEL.0550-83-0747

「船弁慶」(あらすじ)

源義経は平家追討に武功を上げますが、その後はかえって兄・頼朝から疑いをかけられ、追われる身となります。義経(子方)は弁慶(ワキ)や従者一行と都を出、摂津国・大物ノ浦より西国へと落ち延びようとします。
義経を慕いついて来た静御前(前シテ)を、弁慶は時節柄同行は無理であると、都に戻すように義経に進言し、義経もこれを認めます。弁慶は静を訪ね、義経の意向を伝えますが、これを弁慶の謀と思い、直接会って返事をすると言います。しかし義経の言葉に帰京のことも真実と判り、静は泣き伏します。義経は弁慶に命じ、これも門出の祝であると酒宴を催し、そこで静も舞を舞います。やがて船出の時となり、静は涙ながらに一行を見送ります。
一行を乗せた船が海上に出ると、にわかに風が変わり、激しい波が押し寄せ、船頭(間狂言)は必死に船を操ります。
そこに壇ノ浦で滅びた平家の一門の亡霊が、波に浮かぶように現れます。中でも平知盛の亡霊(後シテ)は、長刀を持って襲い掛かって来ますが、義経も果敢に応戦します。弁慶は刀では叶わないと、数珠を揉んで五大明王を念じると、亡霊もついには波間へと惹かれるように姿を消して行くのでした。

開催レポート

御殿場市民会館で「能楽入門公演」を開催しました!

2014年08月30日(土)

すっかり涼しい風が吹く御殿場市で、本日「能楽入門公演」を開催しました。
朝降っていた雨も、お昼頃にはすっかり晴れてとても良いお天気に。

今回は特別に、公演が始まる前に子ども向けのワークショップを開催。
「能」がどんなものか分からなくても、まずは体験。
お稽古ですから、先生にご挨拶をしてはじめます。

「老松」という有名な謡を先生と一緒に歌ってみたり、能舞台を歩くときに基本となる摺り足で仕舞も体験しました。

30分という短い時間でしたが、一流の能楽師からお稽古していただいて貴重な体験になりましたね。

その後、大ホールで「能楽入門公演」を開催。
入門公演ですから、まずは能とは一体どんなものかを分かりやすく解説。
舞台上で演奏する楽器についても紹介しました。
笛や鼓がどんな素材で作られているか、どのように音を出すかをそれぞれの先生にお話していただいた後、
小鼓を持った振りをして〝エアー小鼓”を体験。
掛け声と打つタイミングは、実際にやってみるとなかなか難しい!

後半では、ダイジェスト能「船弁慶」を上演しました。
美しい静御前の舞や、義経、弁慶、知盛の亡霊など、豪華な登場人物がめくるめくお話を進めていく、
本当に観ていて飽きない、ダイナミックな演目です。

知盛の亡霊を退治するクライマックスは本当にかっこよかったですね。
はじめて能を楽しむにはとてもオススメの演目でした。

ロビーでは、本物の能面を展示してお客様につけていただけるコーナーもご用意。

こちらも大変人気のコーナーで最後までたくさんの方がじっくり楽しまれていました。

御殿場市での「能楽入門公演」、グランシップで開催する時と同じようにたくさんの方にご来場いただきましてありがとうございました。

少しでも能に興味を持たれた方は、ぜひ次は1月に開催する「グランシップ静岡能」へ!
本日ご出演の、山階彌右衛門先生、観世芳伸先生もご出演されます。





能舞台の不思議。

2014年08月09日(土)

子どもたちは夏休み真っただ中、大人のみなさんもそろそろ夏休みという方も多いのではないでしょうか。
例年大人気の「能楽入門公演」まであと3週間ほどになりました。

今年は、グランシップのある静岡市よりも少し涼しい(であろう)御殿場市での開催。東部地区の方でこれまでグランシップにはなかな来られなかったという方にも気軽に参加していただけるチャンスです。

“能”ってどういうところが楽しいんだろう…?というイメージをお持ちの方もたくさんいらっしゃいますよね。
この「能楽入門公演」では、はじめての方のために能を広く浅くご紹介しますので、それぞれ興味のあるポイントを見つけていただければしめたもの!
歌舞伎や文楽よりももっと古くから受け継がれてきた伝統芸能ですから、それだけ魅力的な要素がたくさんあるということです。
まずは触れてみて、疑問に思うことからはじめてみましょう!

例えば、今回ダイジェスト能で上演する「船弁慶」の中で、義経や弁慶たちが宮古を脱出し、西国に向かう場面があります。
移動は、現在の伏見から尼崎の50kmもある距離ですが、舞台上では義経たちが体の向きを変えるだけという動きをします。
これだけで50kmの大移動を表現するのです(笑)
もちろんこれだけと言っても、目的地に着いたという事は謡の言葉で説明されます。

このように、能舞台では極端に少ない所作(動き)だけで物事が表現されますが、こういったところも能の大きな特徴です。
わずか6m四方の能舞台で全てを表現するのは、目に見えるものだけでなくその奥にいろいろな思いが込められているということを想像できる日本人ならではの感性かもしれませんね!

8月最後の土曜日、ご家族で“はじめての能”はいかがですか。
小学生以上入場可能で、チケットは一律1,000円とお手頃です。





能「船弁慶」に登場する義経は・・・。

2014年07月29日(火)

いよいよあと1ヶ月後にせまってきたグランシップ出前公演「能楽入門公演」。

第二部で上演される「船弁慶」は、初めて能を観る方にもオススメ。
海上での立ち回り、殺陣のシーンもあり、場面の変化に富んだ演目です。
チャンバラのシーンもあれば、静御前が義経に別れの舞いを舞うとという美しい場面もあり、能の様々な様式を観ることができます。

さらに是非注目していただきたいのが、義経を演じるのが子どもの役者ということ。
静と義経の男女の情愛がにじむ場面なのに、なぜ子どもが演じるのでしょうか。

平家追討に功績を残した義経ですが、頼朝に追われ弁慶らとともに西国に逃れようとします。
同行していた静に弁慶が都に戻るようにと諭し、観るものの心を切なくする場面ですが、義経役を子方が演じることで
色気を抑え、ピュアな悲しみを表現しています。

そんなさりげない演出も能らしさですね。

8/30「能楽入門公演」でも、子方が義経役を堂々と演じてくれます。
夏休み最後の週末、是非お子さまと一緒に日本の伝統芸能に触れてみてはいかがですか?
能舞台に立って演じる同世代に、ちょっぴり何かを刺激されるかもしれませんね。





「能楽入門公演」、御殿場へのバスツアーもオススメ!

2014年07月18日(金)

毎年グランシップで大人気の「能楽入門公演」、今年は富士山の御膝元、御殿場市で開催することになりました。

これまでグランシップにお越しいただいていた方の中には、御殿場市は少し遠いなぁ、交通手段をどうしようかと迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
会場の御殿場市民会館は、JR御殿場線の御殿場駅から徒歩で約15分ほどですが、8月の暑い中、歩いて行くのもちょっと…というみなさんには、涼しくて楽チンなバスツアーがオススメ。

藤枝駅、静岡駅、清水駅を午前中に出発し、お昼前には御殿場市の秩父宮記念公園を見学します。
広大な敷地で緑豊かな園内を散策し、昼食もこちらでお取りいただきます。
夏場はいろいろなお花が見ごろを迎えるようで、楽しみですね!
午後は、御殿場市民会館で「能楽入門公演」のワークショップの見学と本公演を鑑賞していただきます。

帰りには「御殿場高原ビール」でのお買い物も。

交通費、チケット、昼食、秩父宮記念公園への入場料、保険込みで、おひとり様8,000円!
「能楽入門公演」のお座席も良い場所をご用意しています。

せっかく御殿場市に行くなら、合わせて観光も楽しみたいですね!
小学生以上でしたら、子どもたちの参加も大歓迎。

バスツアーのお申し込みは、(株)コトブキ観光まで。
電話:054-281-0393

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