静岡県の考古学がおもしろい!「しずおかの文化講演会」ほか、さまざまなイベントやスポットをご紹介♪
2014年06月21日(土)
「しずかの文化講演会 水の王~古代井伊氏の実像にせまる~」では、浜名湖の湖北・井伊谷地域の発掘調査の結果から、戦国時代に活躍した井伊氏の起源に迫ります。
詳細・参加申し込みはこちらへ
http://www.granship.or.jp/audience/event.php?id=1049
他にも、静岡県の考古学に関連したイベントやスポットが数々あります。
まさに静岡県の歴史を再発見する機会ですね!一部ですが、ご紹介させていただきます。
●プレシンポジウム「灰釉陶器を考えるー編年の現状と課題ー」
7月5日(土)午後1時~
主催:東海土器研究会・浜松市博物館
平安時代の東海地方には、灰釉陶器や緑釉陶器を生産する一大窯業地帯が存在し、古窯跡は三河、遠江、駿河にまで拡散していた。近年、調査資料も充実してきたが、従来の編年案では年代的位置づけが明確にできない資料群や、研究者によって評価が大きく異なる資料も多い。そこで、このシンポジウムでは、従来の編年案の現状と課題を明確にする。
(詳細はFacebookページです)
https://www.facebook.com/pages/%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E4%BC%9A/246554668758301?hc_location=timeline
●ふじのくに考古学セミナー(考古学・歴史講座/考古学技術体験)
考古学セミナーでは、静岡県の考古学に関する知識・情報・研究成果を、楽しく、分かりやすくレクチャー。今年度は、考古学・歴史講座に加えて、伊豆の国市の文化財見学ツアーも実施されます。
http://smaibun.jp/Tenji_Gyoji_2014.html#seminar_2014
●東日本大震災と文化財レスキュー
6月28日(土曜日)午後2時~
東日本大震災における文化財の被災状況やレスキューについての講演会。
講師:菊地芳朗(きくち よしお)先生 福島大学教授・ふくしま歴史資料保存ネットワーク
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/kouza/text/tokugawaieyasu400nen.html
●掛川埋蔵文化財センター
掛川市内より発掘された土器・装飾品など、多くのものを常に展示し、皆さんに見学していただけるよう公開しています。展示内容は年に数回変更しています。
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/art/maizoubunkazai.html
●磐田市埋蔵文化財センター
磐田市内の遺跡から発掘された土器や石器など、さまざまな遺物の収蔵保管・調査研究を行っています。1階の展示スペースでは、市内の代表的な遺跡や遺物の移り変わりが時代ごとに追えるようになっています。また、民俗資料や天然記念物なども含めた文化財全般に関する質問や問い合わせも受け付けており、申し込みがあれば展示説明も行っています。
http://www.city.iwata.shizuoka.jp
身近な地域について知ると、歴史も自分とつながっていることを実感できますね!
ぜひ各イベント・スポットに足を運んでみてください☆
戦国時代~幕末に活躍した「井伊氏」の起源をたどる講演会の第2弾!チラシができました!!
2014年06月05日(木)
戦国の世に徳川四天王として活躍した井伊直政や幕末の大老・井伊直弼を輩出した井伊氏の起源をたどる大人気企画の第2弾!
しずおかの文化講演会「水の王~古代井伊氏の実像にせまる~」を7月19日(土)14:00~開催します!!
チラシができましたのでご紹介します♬
浜名湖の湖北・井伊谷にある「天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)」は発掘調査の結果、古墳時代から鎌倉時代初期にかけて井の神(水神)を祭っていたことが分かりました。
発掘調査にあたった辰巳和弘氏は、この天白磐座遺跡で祭祀した司祭者こそが、やがて井伊氏を名乗るのではないかと推測しました。かの地を「井の国」と名付けた辰巳氏が、弥生時代にまでさかのぼって「井の国」と「井伊氏」の起源に迫ります。
元同志社大学教授で古代学研究者の辰巳和弘氏は、フィールドワークを大事にされています。講演会では発掘調査現場の裏話など、普段はなかなか知りえないお話を交えていただきます。
静岡県の知られざる歴史を発見できる講演会。
ぜひご参加ください!