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開催レポート
講演会

「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ」シリーズ
第27回地域文化活動賞 記念フォーラム
劇場が持つチカラを考える

日時 2014年3月9日(日)14:00~
※13:00~ 第27回地域文化活動賞 表彰式(観覧無料)
会場 11階 会議ホール・風
自由席
料金 入場料 500円
※事前申込制、当日お支払い
主催 公益財団法人静岡県文化財団
後援 静岡新聞社・静岡放送
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000 (営業時間10:00~18:30)


昨年の様子

基調講演: 菊川穣 (一般社団法人エル・システマジャパン代表理事)

パネリスト:長野隆人(いわき芸術文化交流館アリオス広報グループチーフ)

地域で活動している人・したい人必見!
 次世代リーダーの話を聴いて、交流しましょう!!



文化・芸術活動に様々な形でかかわるパネリストを迎え、東日本大震災発生時や
復興に向かう道のりにおける文化・芸術活動の事例を紹介していただくとともに、文化・芸術のチカラを問い、文化施設が果たす役割や展望をみなさんと一緒に考えます。
文化芸術活動をするみなさんの出会いの場、交流の場としての交流会も実施!
人々が出会い、情報が行き交う、静岡で文化活動をするみなさんのプラットフォ
ームになることを目指しています。

※今年は“文化活動”にとどまらず、地域活性化、被災地支援、国際交流、起業・経営、就職など、様々な面でヒントとなり得る、次世代リーダーたちのトークとなっています。ぜひ皆さまご自身も参加者として、ゲストや参加者同士の交流を深めてください!



≪プログラム≫
13:00~ 第27回 地域文化活動賞 表彰式 <観覧無料>
14:00~ 第27回 地域文化活動賞 記念フォーラム <入場料500円>
      基調講演 (約60分)
      トークセッション (約60分)
      パネリストと観覧者の交流会 (約45分)

◆基調講演「福島相馬から始まる音楽で育む困難を乗り越えるチカラ」
菊川穣(一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事)
ベネズエラ発祥の青少年育成、貧困対策、犯罪防止につなげる音楽教育を日本で実践。音楽の力で被災地の子どもたちを励ます活動事例を通じて、未来につながる文化芸術活動の展望についてお話しいただきます。

◆トークセッション「文化・劇場が持つチカラを考える」
エル・システマジャパンの“相馬子どもオーケストラ”や、東日本大震災直後は避難所にもなったいわき芸術文化交流館アリオスの地域の人々との連携など、震災からこれまでの取り組み事例を交え、文化芸術を届ける意義や劇場の在り方についてディスカッションします。

菊川穣(一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事)
長野隆人(いわき芸術文化交流館アリオス 広報グループチーフ)
角替弘志(第27回地域文化活動賞 選考委員長)

◆交流会
文化芸術活動をするみなさんの出会い・交流の場。
どなたでも参加可能です。情報交換やネットワークづくりにお役立てください!


◆パネリスト
菊川 穣 (
一般社団法人エル・システマジャパン代表理事)
長野隆人 (
いわき芸術文化交流館アリオス広報グループチーフ)
角替弘志 (第27回地域文化活動賞選考委員長) 


≪パネリストプロフィール≫

菊川 穣(きくがわ ゆたか)
一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事
1971年兵庫県神戸市生まれ。1995年ロンドン大学ユニバーシティーカレッジ地理学部卒業。1996年同大学教育研究所政策研究修士課程修了。2008年にロンドン大学熱帯医学衛生大学院より公衆衛生ディプロマを取得。(株)社会工学研究所勤務を経て、1998年より国連教育科学文化機関(ユネスコ)南アフリカ事務所にて教育担当官。2000年より国連児童基金(ユニセフ)レソト、エリトリア事務所において、青少年、子ども保護、及びエイズ分野を中心とした調整・管理業務を担当。2007年日本ユニセフ協会へ異動後、J8サミットプロジェクトコーディネーター、団体・組織事業部係長を経て、11年3月より東日本大震災緊急支援本部チーフコーディネーター。2012年3月に一般社団法人エル・エルシステマジャパン設立にあたって代表理事に就任。

長野隆人(ながの たかひと)
いわき芸術文化交流館アリオス広報グループチーフ
1976年静岡県島田市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。在学中からクラシック音楽の情報誌の編集と執筆に携わり、2003年から月刊「ぶらあぼ」副編集長、2005年からダンス情報紙「DANZA」創刊編集長を兼務。いわきアリオスには開館1年前の2007年に着任。現在は通常の広報業務のほか、市民との協働プロジェクトや地元高校・高専の文化部支援事業、東京藝術大学美術学部との連携などを通して、公立文化施設の可能性を拡げる「施設広報」と呼ばれるジャンルの確立を目指している。共著に「100CD鍵盤の覇者たち」「文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと(第一部)」他。

角替弘志(つのが えひろし)
第27回地域文化活動賞 選考委員長、静岡大学名誉教授、前常葉学園大学学長
東京教育大学(現・筑波大学)卒業、同大学大学院修了。1964年より静岡大学教育学部に勤務し、1977年教授就任、1999年に退官。この間、英国リーズ大学客員教授、静岡大学教育学部附属浜松小学校長、静岡大学教育学部長等を務める。その後、常葉学園大学教授、副学長、学長として勤務。社会教育・生涯教育研究の第一人者として、文部省生涯学習審議会特別委員など各種の公職を兼務した。


◎司会進行:澤木久雄(SBSパーソナリティ)


≪地域文化活動賞とは?≫
(公財)静岡県文化財団では、文化の振興を通して県民生活の向上と活力あふれる郷土づくりに資するため、県内各地で地域活性化に貢献する優れた文化芸術活動を行っている団体を表彰しています。今年度も応募総数35団体の中から受賞団体が決定しました。

◆地域文化活動賞
「龍水の都」文化体験プログラム実行委員会(浜松市天竜区:代表者 佐藤賢治)

◆地域文化活動奨励賞 
NPO法人きゃべつくらぶ(裾野市:代表者 増田賢治)
劇団砂喰社(浜松市南区:代表者 松尾交子)
特定非営利活動法人しずおかコンテンツバレー推進コンソーシアム(静岡市葵区:代表者 大坪檀)
特定非営利活動法人レッツエンジョイしゃぎり(三島市:代表者 成川勝一)
特定非営利活動法人静岡時代(静岡市葵区:代表者 鈴木智子)

◆地域文化活動努力賞
・天間謡泉会(富士市:代表者 佐野芳一)
・光友会(下田市:代表者 土屋光雄)

◆地域文化活動特別賞
・三遠・甲信・伊勢に遊ぶ会(浜松市中区:代表者 加藤鎮毅)

開催レポート

「第27回地域文化活動賞 表彰式・記念フォーラム」ご参加ありがとうございました!

2014年03月16日(日)

今年は「地域文化活動賞 表彰式・記念フォーラム」を「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズとして開催しました。

第一部は「第27回地域文化活動賞 表彰式」。受賞者の皆様、改めておめでとうございました!
皆様のたゆまぬ活動をこのような形で顕彰させていただくことができて幸いです。

※以下、敬称略。( )は事務局所在地
 
◆地域文化活動賞 1件
「龍水の都」文化体験プログラム実行委員会(浜松市天竜区:代表者 佐藤賢治)
 
◆地域文化活動奨励賞 5件
NPO法人きゃべつくらぶ(裾野市:代表者 増田賢治)
https://www.npokyabe.jp/
劇団砂喰社(浜松市南区:代表者 松尾交子)

特定非営利活動法人しずおかコンテンツバレー推進コンソーシアム(静岡市葵区:代表者 大坪檀)

特定非営利活動法人レッツエンジョイしゃぎり(三島市:代表者 成川勝一)
http://lets-enjoy.jimdo.com/
特定非営利活動法人静岡時代(静岡市葵区:代表者 鈴木智子)

◆地域文化活動努力賞 2件
天間謡泉会(富士市:代表者 佐野芳一)
光友会(下田市:代表者 土屋光雄)
 
◆地域文化活動特別賞 1件
三遠・甲信・伊勢に遊ぶ会(浜松市中区:代表者 加藤鎮毅)

第二部は「記念フォーラム」。基調講演では、一般社団法人エル・システマジャパン代表理事の菊川穣さんに、「福島相馬から始まる音楽で育む困難を乗り越えるチカラ」についてお話いただきました。
菊川さんがエル・システマジャパンを立ち上げられた経緯、ベネズエラ発祥のエル・システマが世界各地で実践されている概況と理念、相馬でのエル・システマジャパンの活動のご紹介、課題と展望について、映像やスライドと共にご紹介いただきました。

その中でも印象的だったのが、エル・システマの活動は「芸術のための音楽活動」ではなく、「地域で生きる子どもたち(人々)のための音楽活動」という姿勢が貫かれていることです。だからこそエル・システマは、世界の各地域に合わせて活動内容をカスタマイズして実践されています。
もちろん音楽としての質もより良いものを目指します。ただ、音楽のプロを目指すための活動ではなく、次の点に主眼が置かれているのです。
希望した子どもたち全員に無償で機会が提供され、音楽を通じて規律を学び、他者への尊敬を学び、調和の大切さを学び、自分を認め、自分が必要とされ愛される存在と知り、合奏するという行為の楽しさ・喜びを知る。
まさに、「音楽を通して生きるチカラを育む」活動だなと皆さまお感じになるのではないでしょうか。

また、エル・システマジャパンとして活動を行うに当たり、まず留意された点は「多様な関係者の利害と思いの調整」と「地域の人が主体性を持たない限り、活動は続かない」ということ。それはユニセフやユネスコの職員としてアフリカで活動されてきた菊川さんが、経験の中で培い、心がけられてきたことだそうです。
そこでエル・システマジャパンは相馬市の教育委員会というパートナーを得て、活動を開始します。
活動が注目されはじめた今もなお、資金面など課題もありますが、エル・システマジャパンの音楽教育は、相馬市だけでなく、日本全国のあらゆる困難を抱えた子どもたちに有効な手立てだという展望をもたれて活動されています。

続いてのトークセッション「文化・芸術が持つチカラを考える」では、菊川さんに加え、いわき芸術文化交流館アリオス広報グループチーフの長野隆人さん、第27回地域文化活動賞選考委員長で静岡大学名誉教授の角替弘志さんにもご参加いただきました。

いわきアリオスは、コンサートや舞台を行う文化複合施設のひとつですが、“文化芸術の殿堂”ではなく自分の居場所を思い思いに見つけられるコミュニティ空間、いわば「屋根のある公園」として生まれたアートセンターです。
東日本大震災ではスタッフの早急な対応により避難所となり、その後も継続して地域の人々と直接意見交換をする場を何度も設け、地域との連帯が強まっています。
それは地域の方々と協働プロジェクトを実施されているという点だけでなく、地域の高校生が学校から徒歩30分もかけて、学校帰りにアリオスに寄って宿題をするなど、空いているスペースを自由に使っていることからもよく伝わってきます。アリオスが地域の人々の生活の一部になっているんですね。

また、エル・システマジャパンと同様、例えばインターン大学生と高校生といった同世代同士で意見を交換したり学び合う場を作られているという特徴があります。これは、施設側としても若者を信頼して任せる信頼関係が必要とされます。地域の人々とアリオスの間に成り立っている関係をよく表しているのではないでしょうか。

アリオスもエル・システマジャパンも、文化芸術をツールとして地域の人々の心豊かな生活に役立てる、という共通点があります。そしてどちらも、文化芸術はひとつの手立てと言えど、その質も高め、(文化芸術としての)質と量(どんな人にも等しく、一人でも多くの人に機会を)の両方を常に意識されています。
それは私たちグランシップと共通した思いでもあります。
 

角替弘志地域文化活動賞選考委員長は戦争を経験されていて、東日本大震災では空襲を思い出されたそうです。様々な天災、人災が予測される今、あらゆる事態や人の痛みを想像する力や助け合いの心が非常に大切だとおっしゃいます。
また、舞台や作品などを介した文化芸術を行う人と鑑賞する人とのある種の緊張感ある関係は、人と人とのコミュニケーションやつながりを育む場でもあります。
昔から「心に太陽を、くちびるに歌を」と言われたように、どんな状況にあっても希望を見出して心豊かに生きていくために、文化芸術の持つチカラが担う役割は少なくないはずと結ばれました。
 
以上、ここには書ききれないほどの示唆に富んだ講演とトークセッションを行っていただきました。
エル・システマジャパンといわき芸術文化交流館アリオスについては、3月30日まで6階展示ギャラリーにて開催中の「ぼくたちの3年~写真展『生きる』から見えるもの~」でも紹介しています。心に深く刻まれる写真の数々とともに、ぜひご覧くださいね。

最後の交流会では、ゲストのお三方、司会の澤木さん、そして参加者の皆さんが自由に積極的に、名刺交換や情報交換を行っていらっしゃいました。
途中、ご自身の活動をPRしていただく時間もあり、年代も地域も超えた交流をもっていただけたと思います。

来年も同時期に、「第28回地域文化活動賞」および「記念フォーラム」を行う予定です。皆様の活動賞へのご応募、フォーラムへのご参加をお待ちしております!
 

グランシップは「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズを機に、改めて静岡県の皆さまと向き合い、一緒に歩んでいける存在になりたいと考えています。
皆さまのご意見をぜひお聞かせください。そしてより豊かな静岡県を一緒に考えて、一緒に作っていけたらいいですね。私たち職員も日々、試行錯誤を続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします!





いよいよ明日開催「地域文化活動賞 記念フォーラム」講演・トークのゲスト・内容をご紹介します!

2014年03月08日(土)

本日から東日本大震災から今までを振り返る写真展『ぼくたちの3年〜写真展「生きる」から見えるもの~』が始まり、「第27回地域文化活動賞 記念フォーラム―文化・劇場が持つチカラを考える
―」シリーズも開幕。
いよいよ明日3月9日(日)14時からは第2企画「第27回地域文化活動賞 記念フォーラム―文化・劇場が持つチカラを考える
―」を開催します。

フォーラムでは、私たちに勇気や安らぎを与えてくれる「文化・劇場が持つチカラ」について皆さんと一緒に話し合い、考えたいと思います。

フォーラムで行う基調講演、トークセッションのゲストと内容をご紹介します!
 

◆基調講演&トークセッション
菊川穣(一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事)
東日本大震災発生直後に日本ユニセフ協会から緊急支援本部チーフコーディネーターとして派遣された菊川さんは、被災地で支援活動をする中で相馬市の子どもたちと直接語り合う中で衝撃を受けます。
一時的なお金や物の支援ではなく、深く傷ついた子どもたちが生きる希望を取り戻し、自信と誇りを持って生きていけるようにするにはどうしたらいいのか?
真剣に悩む中、様々なきかっけと協力者を得て、菊川さんはわずか数ヵ月で、ユニセフを辞め、エル・システマジャパンを立ち上げて被災地の子どもたちの人生に寄り添う活動に身を投じます。
相馬の子どもたちにとってすでに欠かせないものになりつつあるエル・システマの音楽教育とはどんなものか、そして被災地のみならず困難な立場にある日本中すべての子どもたちにとっても果たせる役割があるという展望についてお話いただきます。。
https://www.elsistemajapan.org/


◆トークセッション
長野隆人(いわき芸術文化交流館アリオス 広報グループチーフ)
福島県いわき市に2008年にオープンした“いわき芸術文化交流会館アリオス”は、会館から6年経過した今、市民の文化芸術活動の拠点として親しまれています。
けれどその道のりは平坦なものではなく、2011年3月11日に発生した東日本大震災により、運命が一変しました。
発生当日から56日間「避難所」としての役割を果たし、地域住民のほか、福島第一原発付近から避難した方々を受け入れ、その後も様々な特別対応がありました。
開館当時から地域に開かれた文化施設として建物の設計にもこだわり、事業に取り組んできたアリオスですが、これらの経験からさらに地域の一人ひとりの声に耳を傾け、議論を重ねて、より深く市民の皆さんとつながる存在になっています。
その道のりや具体的な取り組み事例についてお話いただきます。

角替弘志(第27回地域文化活動賞 選考委員長、静岡大学名誉教授、前常葉学園大学学長)

※トークセッションには、基調講演の菊川穣さんも加わります。

文化活動にかかわられている方だけでなく、地域で生きる一人ひとりとして、一緒に話し合い、考えてみませんか?

各ゲストのプロフィールはやその他詳細はこちらへ。
皆さんのご参加をお待ちしております!





3月9日(日)「地域文化活動賞 記念フォーラム」交流会参加者のご紹介!清水映画祭運営委員会 代表 ・上田紘司さん

2014年03月07日(金)

3月9日(日)に開催する「第27回地域文化活動賞 記念フォーラム―文化・劇場が持つチカラを考える―」は、3月~4月にグランシップで開催する「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズの一環として、私たちに勇気や安らぎを与えてくれる「文化・劇場が持つチカラ」について皆さんと一緒に話し合い、考えるイベントです。
 
基調講演、トークセッションの後に、ゲストと皆さんの交流会を行いますが、交流会に参加表明をしてくださっている県内で文化活動をされている方をご紹介します♪
 
上田紘司(うえだ こうじ)さん
清水映画祭運営委員会 代表 
1943年生まれ、(旧)清水市出身。早稲田大学第二文学部演劇学科卒。TBSにてテレビドラマのアシスタントディレクター、静岡第一テレビにてディレクター、事業部長職などを務める。1987年に清水映画祭運営委員会を設立、1987年11月に第1回清水映画祭を開催。以降26年間で16回の同イベントを企画・運営している。
国内限らず、カンヌや釜山の映画祭にも足繁く通い、自分自身の目でみた作品を上映するのがポリシー。
 

◆清水映画祭運営委員会
1987年から静岡市清水区において映像文化振興、地域活性化等を目的に国内外の優れた映画作品の上映やフィルムコンピティション、シンポジュウム、シネマトーク等を開催している。
Facebook  https://www.facebook.com/shimizufilmfestival/info
 
昨年11月に開催された『第16回清水映画祭』の「混迷していく現代、映画の力。」というメッセージには、映画の力を信じる上田さんの熱い思いが込められていました。
映画祭スタッフには学生もいて、映写なども行う上田さんの右腕も大学生です。
ボランティア運営でメッセージ性の高い映画祭を作り続けている静岡の映画シーンのキーマンと、ぜひ交流会でお話してみてください。

「地域文化活動賞 記念フォーラム」の詳細はこちらへ。
皆さんのご参加をお待ちしております☆





3月9日(日)「地域文化活動賞 記念フォーラム」交流会参加者のご紹介!ストリートフェスティバル佐藤さん

2014年03月07日(金)

3月9日(日)に開催する「第27回地域文化活動賞 記念フォーラム―文化・劇場が持つチカラを考える―」は、3月~4月にグランシップで開催する「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズの一環として、私たちに勇気や安らぎを与えてくれる「文化・劇場が持つチカラ」について皆さんと一緒に話し合い、考えるイベントです。
 
基調講演、トークセッションの後に、ゲストと皆さんの交流会を行いますが、交流会に参加表明をしてくださっている県内で文化活動をされている方をご紹介します♪
 
佐藤剛史さん
ストリートフェスティバル・イン・シズオカ実行委員会 会長
演劇集団「伽藍博物堂」座長
 
◆ストリートフェスティバルへの想い
「ストリートフェスティバル・イン・シズオカ」は、2000年に始まった静岡を代表するアート&ミュージックイベントです。
生活の中で、アートや音楽などの芸術作品に触れる機会というのはなかなか持ちにくいものです。美術館やコンサートホール、ライブハウス。それらに足をはこぶ機会は、本当に好きな人でもなかなか得にくいもの。そこで私たちは「行く機会が無いのであれば、こちらから行ってしまえ!」と、否が応でも目に付くストリートにそれらを持ってきました。
このイベントを通じて、たくさんの人がいろいろな芸術作品やアーティストに出会って欲しいと思ったからです。

◆ストリートフェスティバル実行委員会
「文化活動を応援したい!!」と思うアート好き・音楽好き・イベント好きの十数名の市民がボランティアで集まった団体。静岡市と静岡市文化振興財団に支援をいただきながら企画・運営をしている。
今、実行委員スタッフも募集されています!

 ご自身が実演家でもあり、なおかつアーティスト同士や観客の皆さんとをつなぐ活動をされている佐藤さんからは、ストリート=“街の今”の声がたくさん伺えるかもしれませんね。
ぜひ交流会でお話してみてください。


「地域文化活動賞 記念フォーラム」の詳細はこちらへ。
皆さんのご参加をお待ちしております☆





3月9日(日)「地域文化活動賞 表彰式」今年度の受賞者をご紹介します!

2014年03月06日(木)

3月9日(日)13:00~表彰式が行われる「地域文化活動賞」は、(公財)静岡県文化財団が、県内各地で地域活性化に貢献する優れた文化芸術活動を行っている団体を表彰する事業です。今年度も応募総数35団体の中から受賞団体が決定しました。
 
◆地域文化活動賞
・「龍水の都」文化体験プログラム実行委員会(浜松市天竜区:代表者 佐藤賢治)

◆地域文化活動奨励賞 
・NPO法人きゃべつくらぶ(裾野市:代表者 増田賢治)
・劇団砂喰社(浜松市南区:代表者 松尾交子)
・特定非営利活動法人しずおかコンテンツバレー推進コンソーシアム(静岡市葵区:代表者 大坪檀)
・特定非営利活動法人レッツエンジョイしゃぎり(三島市:代表者 成川勝一)
・特定非営利活動法人静岡時代(静岡市葵区:代表者 鈴木智子)

◆地域文化活動努力賞
・天間謡泉会(富士市:代表者 佐野芳一)
・光友会(下田市:代表者 土屋光雄)

◆地域文化活動特別賞
・三遠・甲信・伊勢に遊ぶ会(浜松市中区:代表者 加藤鎮毅)

先日は、地域文化活動奨励賞を受賞された静岡時代の皆さんがグランシップに遊びに来てくださいました。

特定非営利活動法人静岡時代
大学生の等身大の疑問を取り上げ、企画から取材、編集までを大学生が行うフリーペーパー「静岡時代」。
県内各地の大学生が連携し、若者ならではの視点で静岡県をPRし、地域社会と大学社会が知り合うきっかけにもなっている。
静岡県庁との共同SNS「静岡未来」ウェブマガジンも展開し、大学生と地域社会をつなぐイベント等の企画・運営も行っている。

編集部の様子です。皆さん和気あいあいと活気がありあそうですね!

「静岡時代」は県内各大学や書店やグランシップ1階の情報ラウンジ等で配布されているので、ご存知の方も多いと思います。
高校生の頃から興味を持って、大学入学と同時にスタッフに仲間入りされる方もいらっしゃるとか。
 
交流会にも代表の鈴木智子さんほか数名が参加してくださる予定なので、ぜひ直接お話ししてみてくださいね!

皆さんのご参加をお待ちしております☆





3月9日(日)「地域文化活動賞 記念フォーラム」交流会参加者のご紹介!【その2】

2014年03月06日(木)

3月9日(日)に開催する「第27回地域文化活動賞 記念フォーラム―文化・劇場が持つチカラを考える―」は、3月~4月にグランシップで開催する「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズのテーマを皆さんと一緒に話し合い、考えるイベントです。

私たちに安らぎや勇気を与えてくれる「文化・劇場が持つチカラ」についての基調講演、トークセッションの後に、ゲストと皆さんの交流会を行います!
そこで、交流会にどんな方がいらっしゃるのか、ご紹介します♪
 
土肥 潤也(どひ じゅんや)さん
若者エンパワメント委員会(YEC)代表
 
1995年生まれ、静岡県立大学1年生。静岡市青少年問題協議会委員。
下記のような考えの下、若者の社会参画を活性化し、若者が社会のチカラとなることを目指す活動を精力的にされています。

◆土肥さんからのメッセージ
「自分の“やりたいこと”を見つけ、それを胸を張って語れる社会に。」
今の若者たちは決して、社会に対して無関心ではないと思います。
ただ、社会に対して他人事になり、希望を持てないでいるだけです。
将来の社会を担っていく私たちが、胸を張って生きていけるように。
そして、若者が元気になることで社会全体も元気になっていくと信じています。
 
◆若者エンパワメント委員会(Youth Empowerment Committee)
若者が社会のメンバーとして「この社会をより良くしていけるんだ」という自信を持っている状態、社会の中で「こうありたい」という自分を実現させている状態、そしてそれを通じて、若者が社会のチカラになっている状態を実現することを目指して、静岡県立大学の学生と教員を中心に2009年に発足した学生団体です。
現在YECでは大きく分けて3つの方面に活動を進めています。
当事者である若者への直接的な活動としての「若者へのアプローチ」、若者を支え育む社会への働きかけとしての「社会へのアプローチ」、また「その他の取り組み」として活動を進めていくにあたっての研究活動も進めています。

ご自身のブログでも、活動の中で得た情報を学生ならではの視点で発信されています。

土肥さんにお会いして、学生でありながら社会の一員としての認識をしっかりと持って活動をされている若いチカラが、こんなにも芽生えていたのかと頼もしく思いました。
ふんわり優しい雰囲気をお持ちの土肥さん。ぜひ交流会でお話してみてくださいね。

静岡県立大学では他にも、国際関係学部教授でキャリア支援センター長でもある津富宏先生を顧問とした、様々な団体が積極的に活動されています。
ぜひ各団体の活動もご覧ください。
 
◆静岡2.0
https://ameblo.jp/shizuoka20/
https://www.facebook.com/Shizuoka2.0
誰もがお互いに支えあい助け合う環境を静岡に作ることで、震災後を乗り越えるための地域の復興力(レジリアンス)を 育てることを目的に活動している団体です。地域のつながりがより多様に、よりフラットになることに価値があると考えています。
 
◆静岡学習支援ネットワーク
https://shizuoka-study-support.jimdofree.com/
静岡学習支援ネットワークは「勉強をしたくても、できない子どもたち」の力になりたいとの思いをもった大学生が集まり、2012年2月に誕生した団体です。 「勉強すること、学ぶことは楽しい!」そう感じてもらえるような場所を作るために、しっかりと勉強に集中する時間の中に、時々レクリエーションも加えつつ教室を運営しています。

「地域文化活動賞 記念フォーラム」への、皆さんのご参加をお待ちしております☆





3月9日(日)「地域文化活動賞 記念フォーラム」交流会参加者をご紹介!

2014年03月04日(火)

3月8日(土)から始まる写真展『ぼくたちの3年~写真展「生きる」から見えるもの~』を皮切りに始まる「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズ。

そのテーマを皆さんと一緒に話し合い、考えるイベント「第27回地域文化活動賞 記念フォーラム―劇場が持つチカラを考える
―」を3月9日(日)に開催します。

フォーラムでは、基調講演、トークセッションの後に、ゲストと皆さんの交流会を行います!
地域や、地域で生きる私たちに活力を与えるような活動をしている皆さんや、そういった活動に興味がある皆さんに、活動のヒントになるようなお話を聞いて頂いた後、ゲストの方々や皆さん同士で交流を深めていただき、情報交換などに役立てていただきたいと考えています。
 
交流会には、講演・トークセッションのゲスト以外にも、地域で活躍されている方々がお越しくださる予定です。
そこで、どんな方がいらっしゃるのか、ちょこっとご紹介させていただきます♪
 
維新エンターテインメント株式会社
武友 淳さん

維新エンターテインメント株式会社 代表取締役/プロデューサー
1983年菊川市生まれ。2011年維新エンターテインメント株式会社を創業。小説のフリーマガジン「ニセカイ」プロデューサー。広告のディレクションや、小説・ラジオドラマ・映画などを制作している。

維新エンターテインメントさんの活動は、街を巡りながら謎を解いていく体験型ゲームイベント「ミステリータウン」でご存知の方も多いかもしれませんね。
https://www.tanteijelly.com/company

最近では、富士山静岡空港の各就航地を舞台にした小説と観光情報が一体となったフリーペーパーが、静岡県内各地で配布され話題を呼びました。その小説『ソラタビ』の結末が映画になったそうです!
完成披露上映会が近日行われますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
 
☆富士山静岡空港発の映画『ソラタビ』完成披露上映会
3月13日(木)19:00〜 会場:サールナートホール

また、2013年12月からは、静岡街中女子に贈る小説マガジン『ニセカイ』を創刊されました。小説のみのフリーペーパーで、静岡の街中商店街を舞台にした小説が収録されています。小説の舞台となったお店を巡ったり、小説を読むだけでなくプラス・アルファが楽しめますね♪
 
☆静岡街中女子に贈る小説マガジン『ニセカイ』

ぜひ維新エンターテイメントさんの活動や出版、映画製作などに興味のある方は、交流会で武友さんとお話ししてみてくださいね!

皆さんのご参加をお待ちしております☆

「地域文化活動賞 記念フォーラム」の詳細はこちらをご覧ください。





第27回地域文化活動賞 募集中!

2013年09月19日(木)

平成25年度 第27回地域文化活動賞 応募団体募集中!
地域活性化に貢献する静岡県内の文化・芸術活動をする団体を表彰します!

応募締切:平成25年9月30日(月)

趣旨

県民文化の振興を通して県民生活の向上と活力ある郷土づくりに資するため、県内各地で優れた文化活動を行っている団体を表彰します。

表彰対象

ふるさとの伝統を礎に、新しい時代にふさわしい地域文化を育て、文化の香り高い郷土づくりに貢献している

静岡県内に活動の本拠を置く団体とします。ただし、次に該当する団体は除きます。

(1)過去に国または県の表彰を受けた団体
(2)国または県の指定文化財の保護を主たる活動としている団体
(3)平成25年4月1日現在の活動歴が3年未満の団体
(4)営利を目的としている団体
(5)学校教育のカリキュラムとして活動している団体

※過去に同奨励賞を受賞した団体は地域文化活動賞のみの選考対象となります。奨励賞は複数回の受賞はできません。

応募方法

(1)所定の応募書に活動経緯・活動状況等を記入し、郵送にて
   応募してください。

   応募書
       グランシップおよび県内の各文化施設にも設置しています。
       郵送をご希望の場合は静岡県文化財団・企画制作課までお問い合わせください。
       TEL 054-203-5714 FAX 054-203-5716
  
(2)その他、必要な書類を適宜添付してください。
   なお、提出された書類等は原則として返却できません。

募集期間

平成25年8月1日から9月30日(当日消印有効)

選考方法

地域文化活動賞選考委員会が、応募団体の活動内容を総合的に評価し、受賞団体を選考します。
審査ポイントは、地域性・地域への波及性・文化性・自主性・発展可能性・独創性とします。



表彰は地域文化活動賞および地域文化活動奨励賞とします。

○地域文化活動賞・・・1件/賞状と賞金10万円、さらに
             「ふじのくに文化芸術振興補助金」を申請する場合は優先採択します。
○地域文化活動奨励賞・・・若干/賞状

発表

受賞者あてに通知するとともに、報道機関を通じて発表します。

表彰式・記念フォーラム

平成25年3月10日(日) 13:00〜(予定)
会場:グランシップ 会議ホール 風

応募先・お問合せ先

公益財団法人静岡県文化財団 企画制作課
〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4
TEL 054-203-5714 FAX 054-203-5716

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