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開催レポート
伝統芸能
能楽

新春に華やかな能を!
グランシップ静岡能
「グランシップ伝統芸能シリーズ」のテーマにちなんで花々で四季をめぐります

日時 2014年1月26日(日) 
14:00開演(13:30開場、終演17:30頃)
会場 中ホール・大地
全席指定
料金 一般5,000円  こども・学生1,000円 ※未就学児入場不可

★1/19(日)10:00~直前割引開始!
一般5,000円 → 4,000円 
(こども・学生は割引がありません。また、割引開始時刻までに完売した場合は実施しません)

※2階席1列目は手すりが視界に入る場合がありますのでご了承ください。

★当日券は1/26(日)13:00~中ホール前で販売します。
主催 公益財団法人静岡県文化財団、静岡県、静岡県能楽協会、静岡新聞社・静岡放送
後援 静岡県教育委員会
協力 株式会社紺文
問合せ グランシップチケットセンター TEL054-289-9000


能「胡蝶」

新春に華やかな伝統芸能をお楽しみいただける「グランシップ静岡能」。
今回は宝生流能楽師による、花々で四季をめぐる演目をそろえました。

能:「胡蝶」 シテ宝生和英 ワキ宝生 閑
  「鉢木」 シテ前田晴啓 ワキ宝生 閑
狂言:「真奪」 山本泰太郎
仕舞:「杜若」 水上 優
舞囃子:「紅葉狩」 佐野 登

★公演当日お着物でご来場の方に、先着でプレゼントをご用意しています。

能あらすじ

能「胡蝶」(こちょう)
梅の木の前に佇む僧の前に現れた美しい女は、胡蝶の化身だった・・・。四季折々の花に戯れる蝶が、早春の梅にだけ縁のない事を僧に訴えるが、仏法の恵みを受けて夢の花園に飛翔し、喜びの舞を舞う。

能「鉢木」(はちのき)
大雪の中、旅の僧が宿を求めたのは一族に横領されて零落している佐野源左衛門常世の家だった。
暖をとるため秘蔵の鉢の木を薪にくべる常世の志に打たれた僧は、再会を約して去るが、その僧こそ最明寺時頼であった。

狂言あらすじ

狂言「真奪」(しんばい)
主人が供をつれて東山あたりへ花の真(生花の真にする草木)をとりに行くと、山の男が立派な真を持って来るので、威して横取りしようとします。逆に男は隙をみて主人の刀を奪って逃げるので、これを捕らえてさて縛る縄を綯っているなど、もたもたしているうちに再び逃げられてしまいます。

開催レポート

新春を華やかに彩る「グランシップ静岡能」

2013年12月29日(日)

毎年1月の恒例となっている「グランシップ静岡能」。

今回は宝生流の公演をお楽しみいただきます。
今年度の「伝統芸能シリーズ」のテーマ“花”については、これまでもブログやホームページなどでもご紹介してきました。
「グランシップ静岡能」で“花”シリーズは最後になります。今回の公演では、能二番、狂言一番、仕舞、舞囃子を予定していますが、このラインナップで、四季折々の花をご紹介する予定です。

能「胡蝶」では、春らしく蝶が舞い梅や桜が出てきます。仕舞「杜若」(かきつばた)は、夏の花。舞囃子は「紅葉狩」。そして狂言は「真奪」(しんばい)という演目で、
生花の芯にする草木を取りに行く最中のおはなし。最後の能「鉢木」は、大切にしていた鉢木で来客の暖を取るというお話。春から冬までの四季を表現しています。

今回、私たちグランシップスタッフが“花”をテーマにシリーズを創り上げていこうとして、宝生流家元にお話しをさせていただいた時、家元は快諾してこの公演の構成してくださいました。
家元は2年ぶりにグランシップでの公演に御出演。前回は、「グランシップ静岡能」に連動した「おんな講演会」という講演会でも能やその演目について分かりやすくお話ししてくださいました!

まだお若い御家元ですが、多彩な活動もされていて、能楽の普及に努めていらっしゃいます。
前回ご来場いただいた方も、そうでない方も、是非「グランシップ静岡能」にお越しくださいね!
新春を迎えて、日本の伝統芸能を楽しむというのもなかなかステキな時間の過ごし方だと思います。
また、恒例となっている「お着物のご来場でプレゼント」ももちろん今回もご用意しています。
せっかくのステキな機会、お見逃しなく。

「グランシップ静岡能」
2014年1月26日(日)14:00開演
全席指定/一般5,000円 こども・学生1,000円
チケットはWEB購入が便利です。





「グランシップ静岡能」大盛況で終了しました

2014年01月27日(月)

グランシップ新春の恒例公演「グランシップ静岡能」を1/26に開催しました。
2階席までほぼいっぱいになるほど、たくさんのお客様にご来場いただきました。

今回は四季の花をテーマに構成されたグランシップならではの公演。
ロビーにも、演目にまつわるお花をご用意しました。

大きな梅の木もこの日に合わせたかのようにきれいに咲いて、ロビーが梅の香りでいっぱいに。
演目は、宝生流御家元が蝶の妖精を演じた能「胡蝶」。

明るい華やかな黄色の装束もとてもきれいでした。

また、狂言では「真奪」。

狂言らしく、滑稽なやり取りに会場いっぱいの笑い声が響きました。

能は最後に「鉢木」。

大切な鉢を薪にしてお客様をもてなします。
他にも仕舞「杜若」、舞囃子「紅葉狩」を上演。
四季折々の草花が出てくる華やかな公演となりました。

また、今回もお着物でご来場のお客様にはプレゼントもご用意。

たくさんの方がお着物姿でご来場いただき、会場が華やかになりました。
25年度の「グランシップ伝統芸能シリーズ」はお楽しみいただけましたか?
多彩な伝統芸能に触れることで、自分の好みや楽しむ切り口を発見できると思います。

そして、今年は特別に3月にも能楽公演をご用意しています!
「そして、つながる。―文化・劇場が持つチカラ―」シリーズから、「さくら能」。

能「二人静」と、岩手県宮古市に伝わる「黒森神楽」をお楽しみいただける特別公演です。
チケットもお手頃価格の、一般3,500円。
是非春の季節に華やかな舞台をお楽しみくださいね。





1/26(日)「グランシップ静岡能」残席わずかです!

2014年01月16日(木)

グランシップ新春の恒例公演「グランシップ静岡能」。
一流の能楽師による本格的能楽公演は、グランシップ開館当初から開催してます。
今年も公演日まであとわずか。チケットはもうお買い求めでしょうか。
年々人気も高まり、現在も既に1階席は完売しています。
しかし、2階席も実はオススメ!
会場となるグランシップの中ホールは、879席バージョンでの使用となるため、会場のどこから見ても十分お楽しみいただけます。
2階席も1階席後方に覆いかぶさるように設置されているため、舞台全体が見渡せます。

こちらの写真は、2階席最後列の更に後ろから撮影したもの。肉眼で見ると、もう少し大きく見えます。

1/26(日)「グランシップ静岡能」
開演は14:00。
お時間のある方は是非ご来場ください。
今回は宝生流の公演。御家元も出演されます。

新春に華やかな伝統芸能をお楽しみいただけます。
1/19(日)10:00~は、一般席5,000円が4,000円になる直前割引も実施決定!
(開始時刻までに残席がある場合のみ実施)
学生チケットはすべて1,000円!
卒業間近の学生さん、是非このチャンスをお見逃しなく。





次回の“グランシップ伝統芸能シリーズ”は「グランシップ静岡能」。

2013年10月24日(木)

今年度の“グランシップ伝統芸能シリーズ”も残すところ、1/26に開催する「グランシップ静岡能」のみ。

今年度は“花・華”をテーマにお届けしています。

6月に開催した「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」では「紅葉狩」の演目に合わせて紅葉を。

9月に開催した「能楽入門公演」では「井筒」に合わせてススキ。

10月の「人形浄瑠璃 文楽」は「生写朝顔話」に合わせて朝顔。

ロビーのちょっとしたスペースに飾らせていただきましたが、多くのお客様が目を留めてくださっていました。

次回は来年1/26の「グランシップ静岡能」。
演目は、能「胡蝶」「鉢木」、仕舞「杜若」、舞囃子「紅葉狩」、狂言「真奪」。
梅、杜若、紅葉狩など四季折々の花が登場します。

季節も花も種類も多彩なので、どのようにそれを表現できるか楽しみです!

日本人は昔から、四季を大切にしていることが伝統芸能の演目からも伝わりますね。
仏教の教えの中にある「すべての生物は成仏することができる」という考え方は能楽の中にも生きているそうです。

能楽では、草木だけでなく蝶や雪までもが擬人化されることもあって、そういうところも面白いですよ!

「グランシップ静岡能」は1/26(日)14:00~。
チケットは好評発売中。
発売から1週間。既に半分ほどは売れてしまっていますので、お早めにお求めくださいね。

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