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文芸・美術等の振興
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
文芸

世界文化遺産となった三保松原での創作も
2013年しずおか連詩の会
「こどば」の魅力を再発見!

日時 2013年11月24日(日)14:00~(13:30開場)
会場 11階 会議ホール・風
料金
入場料:500円 ※事前申込制、当日お支払

■申込方法
電話・FAX・E-mailにて、下記宛先までお申込みください。
※住所・氏名・電話番号・参加人数を明記してください。

グランシップ「2013年しずおか連詩の会」係
TEL:054-289-9000 FAX:054-203-5716
E-mail info@granship.or.jp

WEBからの申込は「お申し込みフォーム」が便利です!
主催 (公財)静岡県文化財団、静岡県
共催 静岡新聞社・静岡放送
後援 静岡県教育委員会、静岡県文化協会、静岡県詩人会


昨年の様子

静岡新聞11月6日掲載/本年度参加詩人

「三保海岸からの富士山」写真提供:静岡県観光協会提供


今、もっとも旬な詩人たちの“ことば”をLIVEで聴く。


詩人・大岡信氏の監修のもと、現代詩のトップランナー5人が
芸術の源泉・三保松原など静岡県で創作した40編の連詩を、朗読し解説します。
創作秘話や詩人の生の姿に触れる、またとない機会です。


連詩―RENSHI―とは?
複数人で5行の発句から、3行、5行の短い詩をリレーのように連ねながら共同創作していく創作現代詩。
伝統の中で培われた連歌・連句の美学を下敷きに、新たに現代詩の可能性を探ろうと、三島市出身の詩人・大岡信氏を中心にはじめたものです。
今や海外でも創作される、しずおかが世界に誇る文芸です。

■参加詩人: 野村喜和夫 福間健二 石田瑞穂 三角みづ紀 文月悠光

■監修: 大岡 信

<参加詩人プロフィール>
野村 喜和夫 (のむら きわお)
1951年埼玉県生まれ。詩人。
詩集『特性のない陽のもとに』で歴程新鋭賞、『風の配分』で高見順賞、『ニューインスピレーション』で現代詩花椿賞受賞など。評論『移動と律動と眩暈と』及び『萩原朔太郎』で鮎川信夫賞ほか、著訳書多数。英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)を受賞。戦後世代を代表する詩人の一人として現代詩の最先端を走り続けている。


福間 健二(ふくま けんじ)
1949年新潟県生まれ。詩人・映画監督。首都大学東京名誉教授。
1960年代後半から文学と映画の両方で活動を始める。現代イギリス詩を研究し、映画批評と翻訳も行う。2011年、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と歴程賞を受賞。詩集に『結婚入門』『秋の理由』『侵入し、通過してゆく』、エッセイ集『詩は生きている』。映画監督作品に『急にたどりついてしまう』『岡山の娘』『わたしたちの夏』『あるいは佐々木ユキ』。


石田 瑞穂(いしだ みずほ)
1973年埼玉県生まれ。詩人、真言宗智山派僧侶、早稲田大学・慶応義塾大学講師。
第37回現代詩手帖賞受賞。詩作品や文芸評論を執筆するかたわら、詩誌「(f)orpoets」(フォーポエッツ)創刊、「Edge in Cafe」(SKYPerfecTV!)イベントディレクターをつとめる。第1詩集に『片鱗篇』、第2詩集『まどろみの島』では第63回H氏賞受賞。共著『映画と詩の間』、ウェブマガジン『詩客』に参加。


三角 みづ紀(みすみ みづき)
1981年鹿児島県生まれ。詩人。
大学在学中に現代詩手帖賞、中原中也賞を受賞。第2詩集で南日本文学賞、歴程新鋭賞受賞。2008年より朗読パフォーマンスを始め、2012年、欧州文化首都マリボル『詩とワインの日々』に招待される。本年は第55回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館におけるプロジェクト『a poem written by 5 poets at once』に参加。坂本美雨らに歌詞を提供、リトアニア国際詩祭に招待されるなど、国境もジャンルも越えて活動中。


文月 悠光(ふづき ゆみ)
1991年北海道生まれ。詩人。
2010年、詩集『適切な世界の適切ならざる私』で第15回中原中也賞、第19回丸山豊記念現代詩賞を受賞。2013年、第2詩集『屋根よりも深々と』を刊行。雑誌や新聞などで詩、エッセイ、書評を発表するほか、第80回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲「ここにいる」の作詞や、タイツブランドtokoneで詩の載ったタイツを手がけるなど、紙媒体以外の活動も注目されている。早稲田大学教育学部に在学中。


☆11月6日(水)の静岡新聞に、「2013年しずおか連詩の会」に参加される詩人の皆さんの、会に向けた意気込みが綴られました。
下記ブログに一部抜粋してご紹介しています!
ひとこと一言がじんわり味わい深い各詩人のメッセージ全文は、11月6日(水)の静岡新聞・朝刊5ページ目でご堪能ください。

http://granship.jugem.jp/?eid=708

開催レポート

いよいよ明日発表!「2013年しずおか連詩の会」今日は創作最終日!!

2013年11月22日(金)

 いよいよ明日午後2時開演の「2013年しずおか連詩の会」。
今日は、参加詩人5人による連詩創作ファイナルデーです!

創作1日目は、お互いに様子を伺うように控えめに始まった創作も、2日目に世界文化遺産・三保松原を訪れ、静岡の空気を存分に味われるなどするうちに、各詩人の個性が爆発!
大どんでん返し?!とドキッとするような展開もあり、時には奔放で豊かなことばの数々が紡がれています。
詩人の皆さんにように世界を縦横無尽に感じ、それを言葉にすることができたら、日々の味わいはさらに豊かなものなるのかもしれません。

創作の様子は、21日、22日の静岡新聞およびWebでぜひご覧ください!

「しずおか連詩の会」創作2日目
http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/post_181.html

静岡新聞編集局文化生活部記者・橋爪さんによる、参加詩人最新詩集のレビューはこちら☆

「しずおか連詩の会」参加詩人(5):野村喜和夫さん
http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/post_180.html

「しずおか連詩の会」参加詩人(4):福間健二さん
http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/4.html#more

「しずおか連詩の会」参加詩人(3):石田瑞穂さん
http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/post_176.html

「しずおか連詩の会」参加詩人(2):三角みづ紀さん
http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/2.html

「しずおか連詩の会」参加詩人(1):文月悠光さん
http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/post_174.html

参加詩人の方々が小学校を訪れて「連詩をつくろう!ワークショップ」が行われました。
明日、会場では、清水飯田東小学校と沼津市立大平小学校の児童がつくった連詩もご覧いただけます!

「2013年しずおか連詩の会」の観覧は、当日受付も可能です。
この機会にしか聞けない、詩人本人による生の朗読・解説をぜひお楽しみください!

2013年11月24日(日)14:00~(13:30開場)
会場:11階 会議ホール・風
入場料:500円 ※事前申込制、当日お支払





「2013年しずおか連詩の会」参加詩人・文月悠光さんの最新詩集のご紹介

2013年11月13日(水)

 11月24日(日)開催の「2013年しずおか連詩の会」参加詩人の一人・文月悠光さんの最新詩集『屋根よりも深々と』のレビューを、静岡新聞社の橋爪記者が編集局文化部のブログ「彩々プラス」に書いてくださいました。

http://www.at-s.com/blogs/saisai/2013/11/post_174.html#more

第15回中原中也賞と丸山記念豊現代詩賞を最年少受賞した第一詩集『適切な世界の適切ならざる私』に続く第二詩集です。
17歳春から21歳冬までに綴った31篇が収載されています。
ぜひお手に取ってみてください☆

文月悠光さんブログ
http://hudukiyumi.exblog.jp/19525276/


11月24日(日)14時開演の、詩人本人による朗読発表会は観覧受付中です。
今、最も旬な詩人の生のことばを、お聴き逃しなく!





戸田書店静岡本店にて「連詩の会」紹介コーナーを設置!

2013年11月08日(金)

戸田書店静岡本店さん(静岡駅北口)にご協力をいただき、連詩の会特紹介コーナーが設置されました。今回参加される詩人の皆さんのご紹介とおすすめの詩集が並んでいます。

目印は映画「スティーブ・ジョブズ」のポスターです。

そういえばジョブズさんはプレゼンテーションにボブ・ディランの詩を引用するほどディランを敬愛していたようです。ひょっとしたらアップルの経営哲学や洗練されたデザインにディランの詩が影響しているのかもしれません。手元にあるりんごマークのIT機器と、ディランの詩がつながっているかと思うと不思議な気がします。

ぼくたちの普段の生活に「詩」は直接影響がないように感じますが、世界のいたるところにその姿を見ることができるのかもしれません。

(注意!しずおか連詩の会には、ジョブズもディランも関係ありません)

11月24日(日)14時開演の、詩人本人による朗読発表会は観覧受付中です。

今、最も旬な詩人の生のことばを、お聴き逃しなく☆






「しずおか連詩の会」静岡新聞特集記事を要チェック!

2013年11月07日(木)

11月6日(水)の静岡新聞・朝刊5ページ目に、「2013年しずおか連詩の会」に参加される詩人の皆さんの、会に向けた意気込みが綴られました。

ここに一部抜粋してご紹介します!
ひとこと一言がじんわり味わい深い各詩人のメッセージ全文は、11月6日(水)の静岡新聞・朝刊5ページ目でご堪能ください。

(静岡新聞11月6日掲載/静岡新聞社編集局調査部許諾済み)

◆野村喜和夫氏
幸いにも今年は、うら若い20代の女性の書き手から60代の練達の男性詩人まで、世代とジェンダーにおいて可能なかぎり幅広く多彩な顔ぶれを集めることができた。そこを横断するようにして、必ずや、共同で書くことによる、ふつうの詩とはちがう言葉のエネルギーが横溢(おういつ)するであろう。

◆福間健二氏
詩はどこからやってくるのか。詩人の内側から魔法のように生まれるのではない。人から受け取るもの、人から奪うものをベースにして、その上に作るのである。(中略)
人生がそうであるように、詩も個人が自分のためにやっているだけではさびしい。今回の連詩も、最大の楽しみは、詩人たちのあいだに身をおいて未知の場所へと誘いだされることだ。

◆石田瑞穂氏
詩を書くとは、毎行、言葉で世界を新たに発見し、始め直し、他者と出会う行為ですから。
豊かな自然と文化に恵まれた静岡で、連詩を通じ沢山の方々と出会い、交流できればうれしいです。

◆三角みづ紀氏
5人の詩人たちのなかで、ひたすらにつなげ、時には流れをとめて、思考し、自己の範囲だけではなく詩人たち、そして、静岡という豊かな土地と共に連詩を創り上げたいと考えています。
わたしたちはわたしたちに期待します。

◆文月悠光氏
詩作に迷いが生じたとき、他者に言葉を委ねてみたくなる。一緒に並び、ときに拮抗(きっこう)し合いながら、言葉を投げかけていく。連詩は正に、そうした言葉の運動なのだ。
「生きた詩を見せていきましょう」。詩人たちへの思いを胸に、私は静岡の地で連詩に初挑戦する。

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11月24日(日)14時開演の、詩人本人による朗読発表会は観覧受付中です。
今、最も旬な詩人の生のことばを、お聴き逃しなく☆






読書の秋!県立中央図書館に「連詩」ブース完成!!

2013年10月25日(金)

県立中央図書館で、「2013年しずおか連詩の会」特設ブースを設けていただきました!
正面入り口を入ってすぐの左手です。

昨年度の連詩全編と解説もご覧いただけます。

チラシコーナーにおかれているグランシップイベントカレンダーON BOARD Vol.89の「アート入門」では連詩のイロハがわかります!

文化・芸術の秋!ということで、明日から始まる「ふじのくに文化の丘フェスタ」の一環で、
県立中央図書館では10月26日(土)10:30~、14:00~”図書館ツアー”が行われます。
普段入ることのできない書庫や、図書館の仕事が紹介されます。
台風の影響がなければ、ぜひ足を運んでみてくださいね♪





11/24(日)「20413年しずおか連詩の会」参加詩人のご紹介



現在、観覧申込受付中の「2013年しずおか連詩の会」。
現代詩の最先端で活躍する5人の詩人が静岡県に集結し、3日間の創作期間を経てでき上がったばかりの連詩を、詩人本人が朗読・解説する発表会です。

本年度参加する詩人は、現役女子大生から現代詩をリードし続けてきたベテランまで、幅広い分野で活躍されている方々。毎年大好評の詩人本人による解説は、今年も個性あふれる展開が期待できそうです。

それでは、5人の詩人をご紹介します。

野村 喜和夫(のむら きわお)
1951年埼玉県生まれ。詩人。
詩集『特性のない陽のもとに』で歴程新鋭賞、『風の配分』で高見順賞、『ニューインスピレーション』で現代詩花椿賞受賞など。評論『移動と律動と眩暈と』及び『萩原朔太郎』で鮎川信夫賞ほか、著訳書多数。英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)を受賞。戦後世代を代表する詩人の一人として現代詩の最先端を走り続けている。

福間 健二(ふくま けんじ)
1949年新潟県生まれ。詩人・映画監督。首都大学東京名誉教授。
1960年代後半から文学と映画の両方で活動を始める。現代イギリス詩を研究し、映画批評と翻訳も行う。2011年、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と歴程賞を受賞。詩集に『結婚入門』『秋の理由』『侵入し、通過してゆく』、エッセイ集『詩は生きている』。映画監督作品に『急にたどりついてしまう』『岡山の娘』『わたしたちの夏』『あるいは佐々木ユキ』。

石田 瑞穂(いしだ みずほ)
1973年埼玉県生まれ。詩人、真言宗智山派僧侶、早稲田大学・慶応義塾大学講師。
第37回現代詩手帖賞受賞。詩作品や文芸評論を執筆するかたわら、詩誌「(f)orpoets」(フォーポエッツ)創刊、「Edge in Cafe」(SKYPerfecTV!)イベントディレクターをつとめる。第1詩集に『片鱗篇』、第2詩集『まどろみの島』では第63回H氏賞受賞。共著『映画と詩の間』、ウェブマガジン『詩客』に参加。

三角 みづ紀(みすみ みづき)
1981年鹿児島県生まれ。詩人。
大学在学中に現代詩手帖賞、中原中也賞を受賞。第2詩集で南日本文学賞、歴程新鋭賞受賞。2008年より朗読パフォーマンスを始め、2012年、欧州文化首都マリボル『詩とワインの日々』に招待される。本年は第55回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館におけるプロジェクト『a poem written by 5 poets at once』に参加。坂本美雨らに歌詞を提供、リトアニア国際詩祭に招待されるなど、国境もジャンルも越えて活動中。

文月 悠光(ふづき ゆみ)
1991年北海道生まれ。詩人。2010年、詩集『適切な世界の適切ならざる私』で第15回中原中也賞、第19回丸山豊記念現代詩賞を受賞。2013年、第2詩集『屋根よりも深々と』を刊行。雑誌や新聞などで詩、エッセイ、書評を発表するほか、第80回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲「ここにいる」の作詞や、タイツブランドtokoneで詩の載ったタイツを手がけるなど、紙媒体以外の活動も注目されている。早稲田大学教育学部に在学中。

「ことば」の魅力を再発見できる! 詩人の生の解説がおもしろい!と毎年大好評の「しずおか連詩の会」。
しずおか発、もう一つの文化遺産とも言える文芸です。

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