国立モスクワ合唱団のコンサートに出かけよう！

10月12日(土)はいよいよ国立モスクワ合唱団の公演日。誰もが知っている「カチューシャ」、「仕事の歌」などロシア民謡はもちろん、静岡限定のオペラ合唱曲まで盛りだくさんのプログラム。この日予定がはっきりしていなかった方、どうしようかと迷っていた方、今なら直前割引でS券はなんと800円、A券は600円もお得。土曜日の昼下がり、合唱の粋を集めたコンサートに出かけよう！チケット購入はここをクリック！指揮者のミーニン氏からメッセージが届いています。ぜひご一読下さい。ますます期待が膨らみます！






来日直前のミーニン氏よりメッセージ その1

★ミーニン氏とのQ&A、その一部をご紹介します。

Q：ロシアの合唱芸術にはほかにはないオリジナリティがあると思います。その秘密、受け継がれている伝統とはどのようなものでしょう？また、日本人はロシア民謡に対して並々ならない思い入れがありますが、ロシアの人々にとってのロシア民謡とはなんでしょう？どのようなところが、日本の人々の心に響くのでしょうか？

ミーニン氏：ロシアに限らず、いかなる民族の音楽にも、それぞれオリジナリティがあります。ロシアの歌の場合、そうですね、歌の中に気持ちがぎっしりと詰まっていることが大きな特徴と言えましょう。日本の皆さんはロシア民謡を愛してくださいます。ロシア民謡には短調のものが多いですよね。それは、もともと農民の間で生まれ、歌い継がれてきたからです。この短調のメロディーの中に、農民の暮らしの苦難が反映されているのです。ロシアの特徴・・・　悲しみも、喜びも、ボーダーギリギリのラインまで。気持ち、感情の幅がとても広いのです。やるせない、行き場のない悲しみから、爆発する喜びまで。その感情が、歌の中には盛り込まれています。
ロシア民謡は、日本だけでなく、世界中で歌われています。カチューシャにしても、黒い瞳にしても、カリンカ、くぐり戸…。どうしてでしょうね？あらゆる民族に受け入れられています。信仰や言葉の壁など全くありません。日本の方々の心に伝わる、ということは、私たちにとっても大変うれしい限りです。でもどうしてか、はどうぞ日本人である皆さんが考えてみてください。そして答えが見つかったら、ぜひ教えていただきたいです。ロシア人にとってのロシア民謡・・・　ロシアの歌はとても抒情的です。そして、歌の中には必ず、人々の「夢」が語られています。ロシアの人々にとって、歌は、夢や幸福を表現するひとつの手段なのでしょう。

メッセージ その2

Q：日本でマエストロと合唱団を心待ちしている皆さんへ、メッセージをお願いします。

ミーニン氏：まず、２０１１年の大きな震災を乗り越える皆さんの勇気と強さに、私は本当に心をうたれました。日本の皆さん、日本という国に対して、改めて大きな感動を覚えました。日本へ行くことを、私も、メンバーも、心から楽しみにしています。何回目の来日になるでしょう。今回も、喜んで、わくわくする気持ちを胸に秘めて、皆さんに会いに参ります。

国立モスクワ合唱団のコンサートに出かけよう！