ときは第二次世界大戦下の日本。
食料や物資の不足。敵国スポーツへの弾圧。迫り来る戦争の影。
こうした時代を、野球に夢を託した球児たちはどう生きたのか。

静岡県の中等学校野球の歴史をたどりながら、戦争に弄ばれた中等学校野球や球児たちの運命を追います。
野球隆盛の今、戦争や国家の名のもとに夢や命さえ押し潰され断ち切られていった時代のことを、改めて考えてみたいと思います。

◆講師： 仲田　均　（フリーライター）
1953年藤枝市生まれ。テレビ番組の制作会社に27年間在籍。だいいちテレビの「静岡○ごとワイド！」を立ち上げるなど、情報番組、報道番組、ドキュメントなどを手掛ける。
2009年から調理師学校に通う傍らフリーのライター、ディレクターとして活動。2011年卒業後は食と農の情報発信などの業務にも関わっている。

◆コーディネーター： 八木洋行 （「しずおかの文化新書」編集長）


◆関連書籍
しずおかの文化新書13「球音が消えた夏～戦時下の球児たち～」
定価５００円　
平成25年５月31日　県内書店、インターネットにて発売予定！