2011年06月19日（日）

梅雨らしく、しとしと雨が降る土曜日の夕方、「グランシップジャズライヴプレミアム　前田憲男スペシャルビッグバンドwith綾戸智恵」を開催しました。

チケットは早々と完売していましたので、買いそびれてしまった方も多くいらしたかもしれません。

足元の悪い天候でしたが、みなさんライヴを待ちわびて早くから会場前に並んでいます。

グランシップのジャズライヴには、たくさんのお得意様がいらっしゃいますが、今回も県内外からたくさんの方においでいただきました。

第１部は、前田憲男スペシャルビッグバンドの演奏。
前田さんのやさしいタッチのピアノや、ビッグバンドの力強くもうっとりするような演奏を楽しみました。

そして第2部。
いよいよ綾戸智恵さんの登場。
意外なことに、前田さんと綾戸さんの共演は今回がはじめてとのこと。

綾戸さんは「子どもの頃に憧れていた人と一緒のステージに立てるなんて幸せ～」と仰っていました。
音楽家には定年はないですもんね。



綾戸さんは小柄ながら、パワフルな歌声と、キュートな笑顔、おなじみのトークで会場を一気に惹き付けます。
ジャズのライブなのに、笑い声が絶えないなんて
「Summer time」では、ビッグバンドに歌わせ、客席のお客様に歌わせで、会場はさらにヒートアップ！
みなさん、自然にリズムをとったり、吸い込まれるようにステージに見入ったりしているのが印象的でした。

今回のステージは、元気のある綾戸さんから、たくさんのパワーをいただいたような気持ちになりました。

また、拍手が鳴り止まないほどのアンコールでは前田さんの「星に願いを」のピアノソロ演奏。
星空にような照明もキレイで、きっと会場のみなさんが心の中で同じような願いをこめて聞いていたのかななんて思い、ジーンときてしまいました。
ジャズで聴く、「星に願いを」は本当にステキでした。
アンコールでも綾戸さんにご登場いただいて、たっぷりとお話も聴かせていただきました。

お帰りのお客様が鼻歌を歌いながら帰るほど、ステキなコンサートでした。
やっぱり音楽はライヴがいいですね！

ご来場の皆様には、東日本大震災の義援金にもご協力いただきまして、ありがとうございました。


【演奏曲】
＜第1部＞
C Jam Blues
Shiny Stockings
Polka Dots and Moonbeams
Beauty and The Beast
I Remenber Clifford
黒いオルフェ
Nica's Dream

＜第2部＞
Just In Time
On The Sunnyside of the street
Tennessee Waltz
Sentimental Journey
Alright OK,You Win
For Once In My Life
Summertime
I Love Being Here With You

＜アンコール＞
星に願いを
My Way

本日発売！前田憲男ビッグバンドと綾戸智恵のジャズ・ライヴ

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2011年03月20日（日）

日本ジャズ界が誇るマエストロとディーヴァ、
夢の初共演が静岡で実現！ 

Photo by Eishun Ikeda

グランシップ ジャズライヴ プレミアム　JAZZ LEGENDS Vol.2
前田憲男スペシャルビッグバンド with 綾戸智恵

グランシップがお送りする「ここでしか聴けないジャズ」JAZZ LEGENDSシリーズの第2弾。名アレンジャー兼ピアニストとして知られる前田憲男とシンガー綾戸智恵、夢の初共演! 全国のジャズファンが待ち望んだ豪華な顔合わせが、ここグランシップで実現します!!前田憲男の編曲と指揮による華やかなビッグバンド・サウンドをお聴き逃しなく！

■出演者
・前田憲男（編曲、指揮、ピアノ）
・綾戸智恵（ヴォーカル）
・前田憲男スペシャルビッグバンド
　リード・トランペット数原晋、リード・アルトサックス平原まこと、
　バリトンサックス原田忠幸など、日本を代表するミュージシャン
　による特別編成のビッグバンド

■予定曲目
Just In Time、Alright, Okay, You Win、On The Sunnyside Of The Street、 Tennessee Waltz、Sentimental Journey、For Once In My Life、 Summertime、I Love Being Here With You、I Can't Stop Loving You　ほか

■開催日 ２０１１年６月１８日（土）
■時　間 開演17：30　（開場17：00）
■会　場　グランシップ　中ホール・大地
■入場料　全席指定／一般6,000円、学生1,000円
　※学生は大学生以下かつ２８歳以下、未就学児入場不可
■一般発売開始　３月２０日（日）
■プレイガイド
・グランシップチケットセンター　TEL 054-289-9000
 　WEBからも購入OK！（座席選択可・セット券は除く）
・チケットぴあ　TEL 0570-02-9999(Pコード130-868)
　※サークルK・サンクス、セブンイレブンを含む
 
■お問い合わせ
グランシップチケットセンター　TEL054-289-9000

●主催：財団法人静岡県文化財団
●後援：静岡県

■プロフィール
●前田憲男　Norio Maeda／Arrangement, Conduct and Piano
 
大阪府出身。ジャズピアニスト・作編曲家・指揮者。小学校教師であった父親から幼少より読譜を学ぶ。高校卒業と同時に、関西の進駐軍キャンプでプロのピアニストとして活動を開始。ピアノ・編曲・指揮法とも独学で習得する。1955年に上京、以後、様々なバンドに参加する一方、開局が相次いだ民放テレビ局で数多くの音楽番組の編曲を手がける。また作曲家として雪村いづみの「約束」で知られ、東京フィルハーモニー交響楽団のポップス部門音楽監督も歴任。ジャズでは荒川康男 (B)・猪俣猛 (Drs) とのピアノトリオ「WE3」のほか、昨年に結成30周年を迎えた「前田憲男とウインド・ブレーカーズ」を中心に活動している。2003年からは大阪芸術大学音楽学科教授を務めている。1981年に東京音楽祭「最優秀編曲賞」、1983年にはレコード大賞「最優秀編曲賞」並びにジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」、そして2008年にはレコード大賞「功労賞」を受賞している。

●綾戸智恵　Chie Ayado, Vocal
 Photo by Eishun Ikeda
大阪生まれ。3歳からピアノを初め、教会でゴスペルにも親しんだ。17歳でアメリカに渡り音楽修行を積む。1991年に帰国し、地元の大阪や神戸のジャズクラブに出演を開始し、1998年40歳でデビューアルバムを発表。各地のジャズクラブへの出演とともに民放テレビ局のドキュメント番組が大きな反響を呼び、全国区の認知を獲得する。そして1999年の3作目のCD「LIFE」で弾き語りのスタイルを確立、その人気を不動のものとした。大阪弁による軽妙なトークと豊富なボキャブラリー、そして魂の歌声が涙を誘う圧倒的なパフォーマンスで「最もチケットが手に入らない歌手」という称号を授けられ、2001年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、2003年の大晦日には紅白歌合戦に出場、「テネシーワルツ」を熱唱し、日本中の話題をさらう。近年は一児の母、そして実母を支える娘でありながら精力的に音楽活動を続けるその「人間力」の大きさを愛する声も大きい。デビュー15周年に向けて増々の活躍が期待されている。