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演劇・ダンス

劇団たんぽぽ新作公演『くろいりんごときいろいそら』

磐田市在住の漫画家、寺田浩晃さん原作「くろいりんごときいろいそら」(「黒猫は泣かない」収録)の舞台化。漫画の内容が魅力的なだけでなく、寺田さんご本人の、病気を抱えながらも前向きに創作活動を続ける姿に感銘を受け、ぜひこの作品を通して、今を生きる子どもたちや生きづらさを抱える人たちに、少しでも希望と力を届けられたらと思い、劇団たんぽぽが、新作公演として、舞台化することを企画。
週刊連載が決定した直後に難病を患い、志なかばで地元に帰ってきた寺田氏は「この紙の上の自由だけは誰にも奪わせない。」と、絶望を味わいながらも、前を向き、YouTubeで、自分の作品を発信。それは絶望を味わった彼だからこそ描ける、大勢の中にいる「孤独を抱えたたった一人」に贈られるメッセージ。 でも、その「たった一人」は、日本のいたるところに、世界のいたるところにいる。自分を出せば、教室から、学校から、社会から、はじかれる。周りの目ばかり気にして、空虚な日常を送る。本当の悲しみは、親にだって、先生にだって、友だちにだって言えない。原作者は「居場所がない、と思ったとき、唯一寄り添ってくれたのが、親でもなく、先生でもなく、”音楽”であり、”本”であり、“映画”であり、芸術でした。」と語る。
劇団たんぽぽは、1946年(昭和21年)戦後の混乱の中、「すべての子どもたちに夢を!」を理念に、旗揚げされる。「劇を通して、人の痛みを感じることのできる子ども、生きる力にあふれる子どもに育って欲しい」と願い、77年間子ども達に劇を届け続けてきた。コロナ禍で公演の延期やキャンセルが続き、団体存続の危機に直面しましたが、400名以上の方からご寄付や助成金をいただき、今日まで活動が継続している。新型コロナウィルスの感染による影響が残る中、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴いそのための助成金などは、すべてなくなってしまう。どうしてもこの作品を子ども達に届けたいと今回の公演実施のためにクラウドファンディングを2023/7/1~2023/9/11に実施し、地元の方を中心にたくさんの方のご協力をいただき始めている。これからもこの公演を作りあげる仲間になっていただけるよう地域の方のお力を仰ぎ、共に作り上げた舞台をまず静岡県で上演し、全国の、未来を生きる子ども達、居場所がないと感じる誰かに届けたい。

上演作品:「くろいりんごときいろいそら」 作・脚本/寺田浩晃 演出/大谷賢治郎
    出演/劇団たんぽぽ  上演時間/1時間(予定)
あらすじ:授業中すぐに「なんで?」と質問してしまう主人公の笑正は周りの生徒からは笑われ、先生からは叱られ、いつも世界から孤立していた。そんな笑正が、ある日帰り道で出会ったのは、路上に座りサングラス姿でギターを弾くちょっとおかしなおじさん。夕焼けの下、2人の孤独を抱えた心が紡ぐ哀しくもやさしい、大切なことを問う物語。

日時 2023年7月1日(土)~2023年9月11日(月)
2024年3月17日(日)
時間 15:00~16:00
開催日時備考 ① クラウドファンディングの実施期間 ⓶ 公演日(終了時間は予定です。)
会場 ② 浜松市浜北文化センター 大ホール
開催市 浜松市 
住所 ② 浜松市浜北区貴布祢291-1
参加者の募集方法 前売券申し込み=公演前日まで 電話予約TEL053-461-5395(平日9:00~18:00 土9:00~12:00)
ネットからのお申込み 劇団ホームページ より予約 
チケットぴあなどで販売予定
料金情報 有料
(予定)
大人:前売3800円 当日4500円
中高生:前売2000円 当日2500円
小学生以下:1200円(2歳以下ひざ上鑑賞無料)
入場定員 800人
アクセス情報(公共交通機関) 遠州鉄道浜北駅から徒歩5分
アクセス情報(車) 東名高速道路 浜松・浜松西ICから約20分
新東名浜北ICから約15分
JR浜松駅からタクシーで約30分
主催 公益社団法人教育演劇研究協会/劇団たんぽぽ
後援 静岡県、浜松市、磐田市、磐田市教育委員会、各報道機関
(申請中)浜松市教育委員会、
問合せ先 劇団たんぽぽ 事務局 矢羽田裕子、松下哲子
ウェブサイト https://www.gekidan-tanpopo.com/
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