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この事業は終了しました

文芸・美術等の振興
上質で多彩な鑑賞
開催レポート
文芸

言葉を紡ぐ。
心を連ねる。

2011年しずおか連詩の会

日時 2011年11月20日(日)
14:00開演(13:30開場)
会場 11階 会議ホール・風
料金

入場無料(事前申込制)

■申込方法
TEL、FAX、メールでグランシップ「2011年 しずおか連詩の会」係 までお申込ください。(FAX、メールでお申込の方は住所・氏名・電話番号・参加人数を明記してください。)

申込先:グランシップチケットセンターTEL.054-289-9000、FAX.054-203-5716、メール.info@granship.or.jp

申込締切:11月4日(金) ※応募者多数の場合は抽選。
★当日のご来場も受付致します。
 聴講をご希望される方は、当日直接11階会議ホールへお越しください。

主催 財団法人静岡県文化財団
共催 静岡新聞社・静岡放送
後援 静岡県教育委員会、静岡県文化協会、静岡県詩人会
問合せ 財団法人静岡県文化財団 企画制作課 TEL.054-203-5714


昨年の様子

★当日のご来場も受付致します。
 聴講をご希望される方は、当日直接11階会議ホールへお越しください。

 
三島市出身の詩人・大岡信氏監修のもと、個性豊かな5人の詩人が3日間にわたる創作活動を経て、出来上がったばかりの詩を朗読・解説します。
 独りで創作する詩とは違い、5人の詩人が協力し、時に個性をぶつけ合いながら創り上げる40編の詩が持つ”ことば”のパワーを体感してください。それはきっとあなたの好奇心を刺激し、詩を身近なものにしてくれるでしょう。
今回を逃したらもう出会えない、一期一会の詩のLIVE体験をぜひ!

■連詩-RENSHI-とは?
5行の発句から、3行、5行の短い詩を形式にとらわれず、リレーのように連ねた創作現代詩。伝統の中で培われた連歌・連句の美学を下敷きに、新たに現代詩の可能性を探ろうと、三島市出身の詩人・大岡信氏を中心に日本や海外の詩人とはじめたものです。

■参加詩人(各人のプロフィールは下記参照)


野村 喜和夫(のむら きわお)


管 啓次郎(すが けいじろう)


城戸 朱理(きど しゅり)


川口 晴美(かわぐち はるみ)


三角 みづ紀(みすみ みづき)

監修:大岡信(おおおか まこと)

■内容
連詩発表、朗読、解説

詩人プロフィール

野村 喜和夫(のむら きわお)
1951年埼玉県生まれ。詩人。早大文学部卒業。現代詩の先端を走り続けるとともに、批評、翻訳、朗読パフォーマンスなども行う。
詩集『反復彷徨』『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『現代詩文庫・野村喜和夫詩集』『風の配分』(高見順賞)
『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『街の衣のいちまい下の虹は蛇だ』、評論『ランボー・横断する詩学』『散文センター』
『21世紀ポエジー計画』『金子光晴を読もう』『現代詩作マニュアル』、CD『UTUTU/独歩住居跡の方へ』など。

管 啓次郎(すが けいじろう)
1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学大学院理
 工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系教授。
著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』『トロピカル・ゴシップ』『コヨーテ読書』『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル』『本は読めないものだから心配するな』『斜線の旅』(読売文学賞受賞)『Agend'Ars』『野生哲学』(小池桂一との共著)がある。最新の訳書はサン=テグジュペリ『星の王子さま』。

城戸 朱理(きど しゅり)
1959年岩手県生まれ。詩人。詩集に『召喚』『非鉄』『不来方抄』(第5回歴程新鋭賞)『夷狄』『千の名前』『地球創世説』『幻の母』(第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞)『世界-海』『現代詩文庫 城戸朱理詩集』他。詩論に『潜在性の海へ』『戦後詩を滅ぼすために』、随筆に『吉岡実の肖像』、翻訳に『パウンド長詩集成』『T.E.ヒューム全詩と草稿』他。共著に『討議 戦後詩』『岩波講座文学 詩歌の饗宴』などがある。

川口 晴美(かわぐち はるみ)
1962年福井県生まれ。詩人。早大一文卒業。詩集『水姫』『綺羅のバランス』『デルタ』『液晶区』『ガールフレンド』『ボーイハント』『EXIT.』『lives』『やわらかい檻』『半島の地図』(山本健吉文学賞)。書評やエッセイを新聞・雑誌に連載し、大学やカルチャーセンターで創作を教え、空間で詩を体験する展覧会を企画するなど、幅広く活動中。共著『ことばを深呼吸』『女子高生のための文章図鑑』、アンソロジー選『名詩の絵本』『風の詩集』など。


三角 みづ紀(みすみ みづき)
1981年鹿児島生まれ。詩人。東京造形大学デザイン学科卒業。第42回現代詩手帖賞受賞、処女詩集『オウバアキル』で第10回中原中也賞受賞。他に南日本文学賞、歴程新鋭賞受賞。2009年に初の小説作品である『骨、家へかえる』を講談社より刊行。2008年秋より朗読や歌のパフォーマンスをはじめ、ペルメージレコードより三角みづ紀ユニット『悪いことしたでしょうか』『幻滅した』の2枚のCDを発表。近著に詩集『はこいり』など。公式サイトhttp://misumimizuki.com/

開催レポート

「しずおか連詩の会2011」終了しました!

2011年11月20日(日)

「しずおか連詩の会2011」が本日グランシップで開催されました。
3日間の創作活動を経て、昨日夜にできあがったばかりの40編の詩を詩人のみなさまが自ら朗読、解説してくださいました!

会場には、詩人のみなさんが書いた手書きの詩も飾らせていただきましたよ。
詩人の方の手書きの詩を見られる機会は、この「しずおか連詩の会」だけではないでしょうか!
贅沢!すごく存在感があり会場の雰囲気を盛り上げていました☆

司会の桜井さんも加わって、創作の話に花が咲きます!
詩人のみなさんが作られる詩もさることながら、それぞれのキャラクターもとてもユニークで創作のエピソードをおもしろく、そして奥深く語ってくださいました。

そんなお話の中でも私が印象的だったのは、
「前の人の詩を次の詩でどうやって裏切るか。それが連詩のおもしろさなんだ。」ということば。「連詩」の提唱者であり、今回監修をしてくださった大岡信さんのお言葉とのことでしたが、「あーなるほど!」と私の中で腑に落ちた感覚がありました。

詩人の方々の発想力・創造力・知識に驚かされながらも、わきあいあいとした雰囲気がとても心地良く、「連詩」の世界に大分近づけた(気がしています。)楽しい2時間でした★

本日の模様は、明日の静岡新聞に2面にわたって掲載されます!
ぜひご覧ください。





「しずおか連詩の会」特別ブースin戸田書店静岡本店

2011年11月05日(土)

今年もあっという間に11月に。2011年も残り2ヶ月です。
静岡の秋といえば大道芸W杯が風物詩ですが、11月といえば「しずおか連詩の会」も見逃せません。

戸田書店さんの御協力で、今秋静岡本店2階フロアにステキな「しずおか連詩の会特設コーナー」を作っていただきました。

今年の参加詩人5名の詩集や書籍のほかにも、連詩の提唱者・大岡信さんをはじめ谷川俊太郎さん、穂村弘さんなど過去の連詩の会参加してくださった方の詩集・書籍がズラリ。

今年で12回目を迎える「しずおか連詩の会」を振り返ることのできる内容になっています。

大道芸W杯や静岡市美術館さんのダヴィンチ展など、いろいろなイベントで盛り上がっている「11月のアツイ静岡市街」。
大道芸で技の世界、静岡市美術館で美の世界に触れたあとは、豊穣な言葉の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

静岡市街に来た時は、ぜひ戸田書店静岡本店さんに足を運んで「連詩の会コーナー」もチェックしてくださいね!

もちろん、11月20日の「しずおか連詩の会2011」発表会も忘れずに!
事前申込の期間も延長しているので、
お申込はグランシップインフォメーション054-289-9000へお願いします。

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