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開催レポート
伝統芸能
能楽

グランシップ伝統芸能シリーズ
グランシップ静岡能 能楽入門公演

日時 2011年8月28日(日)
14:00開演(13:30開場)
会場 中ホール・大地
全席指定
料金 1,000円 ※事前申込制、応募者多数の場合は抽選
演目 「観世流能楽師による解説」
「殺生石」(ダイジェスト能)
主催 財団法人静岡県文化財団、静岡県能楽鑑賞会、静岡新聞・静岡放送


撮影:前島吉裕

観世流能楽師が、能楽の魅力を実演を交えながら分かりやすく解説します。
料金もお手頃で、能楽の舞台を観るのははじめてという方にオススメです。

開催レポート

「グランシップ静岡能 能楽入門公演」大盛況でした!

2011年08月28日(日)

本日開催した「グランシップ静岡能 能楽入門公演」。
事前申し込み制でしたが、たくさんのご応募をいただいたため、抽選となりました。

当選されたお客様、事前に「伝統芸能セット券」をお買い求めいただいたお客様がたくさんご来場。

8月最後の日曜日、子どもたちもたくさん来てくれました。

今回の「能楽入門公演」は、今年グランシップが掲げているテーマの“はじめての劇場”に合わせて、子どもでも分かりやすいように工夫した公演でした。

1部では、3カ月間のお稽古をした小学生から大学生までが謡と仕舞を披露し、山階彌右衛門先生の指導のもと、お客様も一緒に謡を体験したり、初心者の方でも親しみやすかったと思います。

そしてなんといっても第2部の能「殺生石」では、上演中に解説を入れるため、舞台上の能楽師にSTOPをかけて止めてしまったり、場面転換の際に普段は見ることのできない装束変えなどをこっそりお見せしたりしました。
これはグランシップだけの特別!

ロビーでは、本物の能面を手にとって顔に当てることのできるコーナーも人気。

「グランシップ伝統芸能シリーズ」では恒例となった、お着物でご来場の方にプレゼント♪

暑い中、たくさんの和服美人がいらっしゃいました。
ステキですね!

そして今回は子どもたちに観世能楽堂オリジナルクッキーを、さっきまで舞台に立っていた能楽師から直接プレゼントも!

紋付袴の能楽師はかっこいいですね!

ご来場いただいたみなさまありがとうございました。

そして、3カ月間お稽古を受けて舞台に立った学生のみなさんもお疲れさまでした!
夏休みの思い出になったかな?





明日の本番に備えて

2011年08月27日(土)

明日28日に開催する「グランシップ静岡能 能楽入門公演」に備えて、昨日からリハーサルがはじまりました。

能舞台も設営されて、気が引き締まります。

これまで3カ月にわたり、謡や仕舞のお稽古をしてきた小学生から大学生までが、その成果を披露します。

これまでは、ずっと地下のリハーサル室でお稽古をしてきたみんな。
能舞台は今回が初めてです。

山階彌右衛門先生から指導をしていただきます。
この後、それぞれが披露するお仕舞を能舞台で舞いました。

立ち位置や視線を注意しながら、みんな真剣です。

高校・大学生のみなさんは、袴をはいてキリッと。

今日も引き続きリハーサル。まだまだ本番まで調整をしていきます。

当日ご来場いただく皆さんは、ぜひ楽しみにしていてください。
初心者と思えないほど、ピシっと決めてくれるはずです!





わくわく能楽教室 はじめてのお稽古

2011年06月07日(火)

8月28日に開催される、「グランシップ静岡能 能楽入門公演」。
その第1部で本物の能舞台で、謡や仕舞を披露するためのお稽古がいよいよ始まりました。

今年は、小中学生の部・高校大学生の部と分かれてのお稽古です。
まずは小中学生。

講師の観世芳伸先生からのおはなしを聞きました。
みなさん少し緊張しながらも、きちんと正座をしています。

でも先生のおはなしはとても分かりやすくて、冗談も時々。
短いおはなしの後は早速お稽古にはいります。

手をついてご挨拶するところから。

能をイメージさせる摺り足の練習の前に、しゃがみながら歩いてみます。

一列になって、前に進んだり、後ろ向きに歩いてみたり。
その後は、2~3人のグループに分かれて細かい指導を受けました。

みんなはじめてとは思えないほど、背筋もピンとして一生懸命取組んでいます。
手を軽く握って、少し肘をまげて。
視線もまっすぐ。

これから8月の本番まで、謡や仕舞のお稽古を積み重ねていきます。
みんなの上達が楽しみです!

小中学生の部が終わると、次は高校生・大学生の部。

こちらは全員女性です。
能はなぜ白い足袋を履くのかというおはなし。
能舞台は総檜造で濃い茶色をしています。
そこに白い足袋で演技をすると、とても映えて美しいとのこと。
それ故に頭の先から足元まで全て演技をしなければいけないということでした。

子どもたちと同様に摺り足からはじめます。

そして、能で大切な正座について。
能楽師のみなさんは、なぜ何時間も正座をしていられるのか、しびれたときはどうしたらいいのか、先生がこっそり教えてくださいました。

はじめてのお稽古も無事終了。
時おり笑い声も聞こえるような、楽しいお稽古です。

お稽古の様子を静岡新聞さんが取材に来てくれました。

本公演「グランシップ静岡能 能楽入門公演」は、8月28日。
観世流の「殺生石」も上演します。
観覧をご希望の方は、往復はがきでお申込ください。
応募者多数の場合は抽選となります。

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